碓氷峠のある風景 (撮影:Nov8/98)
軽井沢駅構内で静態保存(というより放置)の2号機.
矢ヶ崎信号場の車止め.
遮断棒の外された遮断機.
碓氷の下りはここから始まる.左は 66.7‰,右は 66.4‰.
右は下り線.左はアプト時代のレンガ橋.
レンガ橋の先もトンネルだったが・・・
アプト廃止後に塞がれた.
碓氷第4隧道内から熊ノ平.
落石警告信号.
廃止間近の頃,軌道進入してこいつを回して汽車を止めた輩がいたらしい.
新碓氷第2隧道内の保線車輌待避線への補助レールが何故かセットされている.
トンネルが4つある.
左から新碓氷第2隧道(上り線),碓氷第3隧道(下り線),旧碓氷第10隧道(アプト時代の本線),旧下り押下線.
バカの見本.真似をしないように.
どうせ書くなら距離も書け.
ちなみに軽井沢から約 5km,横川まで約 6km.
破壊されてしまった「しなの鉄道延長路線用地」の看板.
碓氷川橋梁から碓氷第3橋梁.
碓氷川橋梁から新碓氷川橋梁.
碓氷川橋梁横川寄りに架けられた謎のハシゴ.
碓氷第1隧道付近.
露出調整を機械任せにするとこうなる.
朽ち果てた 32 キロポスト.
丸山に向かって吸い込まれる鉄路.
相変わらず屋根が落ちそうな丸山変電所跡.
この中でプロモーションビデオを作ったロックグループがいたらしい.危ない・・・
国指定重要文化財 碓氷峠鉄道施設.
丸山変電所は大正元年に建築され1棟が機械室で回転変流器と変圧器を収容していた.もう1棟は蓄電池室で,列車が上り勾配にかかるときに必要な電力を補うための蓄電池 312 個が整然とならんでいた.建物の性格としては,工場建築に近いから,同じ煉瓦造り建築と言ってもたとえば東京駅のような華やかさはない.しかし,正面出入口や妻面には控えめながら装飾的な要素が加えられ,落ち着いた格調の高いものとなっており,煉瓦造り建築の最盛期の所産であることが実感され,今に伝える残り少ない遺産である.
そして遂に鉄路は切れた.
上り線側にはポイントが・・・
左手は上り線.横川駅に向かって続く.
右手は下り線.「碓氷峠鉄道文化むら」建設地に向かって続く.
どんなものができるのやら.
完全に下り線がどこかに行ってしまった横川機関区横.架線も外されている.
さりげなく列車が走れないようになっている.
碓氷の上りはここから始まる.
口を塞がれた信号.
横川駅の憎き車止め.
嫌みな角度で立つ駅名表示.
この鉄路が,人の路が復活する日を信じて.
碓氷峠からお伝えしました.
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