"Log" と書いて「こうかい日誌」

それはあたしの想いの断片.

Mar27

書いた翌日に空気が変わるツンデレ北緯 43 度.すっかり春でございますというか,毎年のことながら3月頭の時点であちこちに雪山がふるへっへんどしてるのに,3月末になると余程しつこいところにしか残らんのが余所者には「???」だよなぁ.そしてその間に街中が水浸しになるのも・・・

といっても今日の札幌は「珍しく曇った真冬の東京」みたい,そんな空気.あたしは好きだね,あのどこか「あんぬい」な感触.

んで,ネタ帳も山積みになっているものの相変わらず修羅っているので小ネタ.新しい動画ではないが

中学時代は「共同運行」という仕組みを知らずに,どうなっているのか謎だったんだよなぁ.あの頃の常連は「Аэрофлот Международные авиалинии России」だったイメージ.今はびみょーに名前が違うかも.そんで 10 年前は「東の方はよくわからん.チルノだけはわかる」だったあたしも以降の「ゆっくり◯◯」のおかげでいくらか詳しくなってしまって「レミリア航空」「フランドール航空」が一緒に飛ばしているネタを解説なしに理解できるようになってしまったが,「幻想東方航空」に「中国東方航空」が出てくるのがわからない.コード「MU」を使ってるってことは「名前が同じだけの架空の組織」じゃないよねぇ.最後のはリアルだと「空港情報センター」じゃなくて「空港情報通信」.「センター」は道路交通情報.

次パートは道路交通・・・なんだけど,どこもえぐいですなぁ.東京から30~40km の道路がほぼジャムってるじゃないですか.江戸橋←三宅坂だの汐留←三宅坂だの,首都高速の路線接続部が「ジャンクション」じゃなくて「インターチェンジ」だった時代の日曜かと.そんなツッコミ入れてたら大井←葛西とか来て投稿日を再確認(どうやら大井料金所が存在した時代の原稿のようである)したのもつかの間,反対側も・・・この場合の先頭は浦安じゃないかなぁ.どっちにしても確かに驚きだ.そして「呼塚」には枕詞「柏市」を忘れちゃいけない.ついでに読みは Yobatuka だ.割り込みが入るのもレアで手が込んでいる.対して Airline のレアネタだと「~は,大幅に遅れて,明日,到着予定です」かなぁ.「欠航」じゃないんだよこれが.豪快な遅延は国際線の特権・・・か?

で,最後のオチがひどい.

ところで Traffic Updates はよくネタにされるけど,この音楽がみんな無限ループになってるんだよね.いや確かに事実上ほぼ無限ループなんだけど,あたしゃ1回だけ「曲が終わるところ」を耳にしたことがあるんだ.なんだけどそんな延々やってること滅多にないし,みんな無限ループにしちゃうからあたしが半分寝てたか何かしたのだろうかと長年考えてたんだけど,探してみると試験発報のエアチェックで捕まえたとかいう音源が出てて

30 年来の疑問が解決した.記憶にあるとおりだ.あたしは寝てなかった.

同様に '90 年代前半に東京駅の VerdeRayoV2 が終わらずに2周目に突入したのに遭遇したこともあったのだけど,これは永遠の謎だろうなぁ.当時の東京は「越中島よりはマシ」状態でワンバー切りとは言わなくてもワンフレ切りが普通で3フレまで入ることすらあまりなかったのよ.延々流すようになってフルが珍しくなくなったのはあたしの肌感覚では '00 年代以降.その時には「3フレ後に終わる」ようになってて「あれぇ・・・?」と思ったんだよね.対して V2 じゃない方の VerdeRayo は津田沼なんかで「3フレ後に終わる」のを '90 年代前半に確認してた.V2 も最初から「3フレ後に終わる」が実際で,あたしの聴いたループは何かの間違い・・・というのが後からの考察的には腑に落ちるところではあるのだけど.でもなぁ,空白なく流れるように頭に戻ったんだよなぁ.3フレ流し終わったところで一瞬だけ OFF にしたとかいう器用なことで実現できなくはないだろうけど,タイミング良いところでそんなことするかという疑問はあり.それも昨年他の曲に置き換わっちゃったし.

Mar21

改札機にどう見ても後付の不格好なオプションがくっついて,二次元バーコードだクレジットカードのタッチ決済だで汽車に乗れるのだという.京急や南海で昨年あたりからちょろちょろ見ていた.あたしの目に触れないだけで他の会社でも導入が進んでいるのかもしれない.

スケジュール的に「厳冬の終わりを告げる大嵐」が来て数日新千歳が使えなくなるタイミングのど真ん中でありつつも北の大地では好転に恵まれた九ティアに行って帰ってきたら,札幌地下鉄の料金表デザインが見事にリニューアルされて,ついでに改札機には二次元バーコードだかタッチ決済だかの導入準備としか考えられないオプションが取り付けられていた.なお嵐は今年も来ていない.朝の空気が「変わったな」ということもない.今年も「冬」らしくなかったなー.

2週間後.トンキンに出向けば正月にはなかったと記憶している「オプション」が JR 線の改札にぽつぽつと.まだ稼働はしていないが,こっちも導入するのかと.なんというか,乱立しまくった電子決済に,駅の改札までも巻き込まれてしまいましたかねぇと・・・ゐや,詳しく調べていないのでこの発言は迂闊かもしれないのだが.ところで「日銀 Pay」まだー?

して,そんな駅の話.北の大地は今年も駅が消えまくってなぁ・・・なんだけどなぁ.

抜海が消えた.あたしが小幌に駅ノートを置いて 10 年以上,ノートの管理状況と駅の近況を書き綴って公開しているが,元は抜海の駅ノート管理人がそれをやっているのを倣って,自らの「サボり防止装置」としたという経緯があったりする.抜海の管理人氏はとうの昔に引退し,その記録もネットの海深く沈んだがな.

町内にある駅のほとんどが「秘境駅」扱いされていることからこれらを観光資源にできないかと探り続けた幌延町.今年も2駅が消えて遂に転進は「絶対防衛圏」にまで至った.これ以上消えたらいよいよ「本土決戦」だぞ・・・といっても,そのラインまで逝ったらそもそも路線の存在意義というかなんというかが怪しくなるのだけど.

東根室が消えた.北の大地には「屋根のない駅」というのがいくつかあった.そんなところにどうやって「駅ノート」を置くか.その答えのひとつが,あたしが小幌で実践している方式だったらしい.その手でこっそりノートが置かれた駅のひとつが東根室だった.最終日までノートの運用が続いていたのかどうかは知らないが,ともあれ駅が消えた.なお同じ方式を採っていた古瀬駅はとうの昔に消えた.屋根はないしノートも置かれてはいなかったようだという流山温泉に東山もとうの昔に消えた.北の大地の屋根のない駅・・・小幌以外にあるのか? 常豊.うん,あそこはホームはあるが「駅」じゃねぇ.それを言うと今度は北旭川がスライディングカマしてくるぞ.

来年の『えんじ色の二等客車』は,2018 年に題名だけ出した話を綴ろう.『スヌスムムリクに書き置きを』,そんな旅人たちをつなぐものの記録.