"Log" と書いて「こうかい日誌」

それはあたしの想いの断片.

Mar1

やりにけり(10 年 11 ヶ月ぶり2度目,1ヶ月あたりで薄い本を含まず).技術書をバカみたいに仕入れたからなぁ.まぁいずれ血となり肉となり金になるハズである.後悔も反省もしていない.ゐや元々書籍費となると財布の紐が緩むどころかガバガバで,そもそも値段を見ずに買っているような気がするが.買うかどうかは精査するけどね?

やりにけり.教養の無駄遣い.

Mar3

裏側でちと大きめの工事をしてみました.なんか表示がおかしいって場合はキャッシュクリアをしてみておくれやす.

さて.

一昨日でっかく画像を貼ったけど・・・特にああいうのになると影響が顕著に出るけど,要素の高さを先に指定しておかないと後で段組が動いたりして非常に使いにくい Page になるんだよね.ってわけで四半世紀前は「他はいい加減でも,そこは絶対に指定しろ」って部分だったんだけど・・・最近高さを指定しない ks みたいなデザインが横行してて.おかげで叩く零コンマ一瞬前に目的のリンクがどこか別のところへ行ってしまい,代わりに用のないリンクを叩いてしまったりすることがしばしば.お前わざとやってんじゃねぇかと思うことしばしば.

何でこんな世の中になってしまったのだろうかと思えば

あちゃー,そういう世の中なんすね.PC の他にも多機能情報端末のでっかいのやらちっさいのやら,いろんな環境で見る人が増えているのでそれらの環境に対応させるとどうしても「横幅優先」で,それをアスペクト比が崩れないように組むと今度は縦の指定が犠牲になると・・・そういうことらしい.ゐや,PC でもいろんな環境があるんすけどね.メインマシンの画面が今でも XGA なあたしは,一時期流行った横幅固定のデザインなんぞ見る度に「タヒにやがってください」と本気で思ってましたもの.ってか先にも貼った囀り場の埋め込みとか,読み込まれるまで高さが決まらないというかわからないというかで,これまた高さ指定ができずに後から「ガタッ」と来るのな・・・難儀なもんだ.

難儀といえば「スマホ向けサイト」でさぁ.ブラウザ情報だけで「PC 向け Page」と「多機能情報端末向け(小さいの)向け Page」を分けてる Site が多くてね・・・ゐや,それだけなら良いんだ.問題は,タゴレット なんかだと PC 向けの通常表示をして欲しいんだけど,ブラウザ情報だけを頼りにされるとどうしても スマヒョ 向けの Page に飛ばされてしまい,却って見難いってのが・・・そして Page トップに「PC 向け表示に切り替える場合はこちら」がある場合は良心的.ながーい Page をひたすら最下段までスワイプしたところにでっかく「PC 向けサイトはこちら」なんて表示している Site なんぞ,嫌がらせのためにわざとやってるんじゃねぇか?と.ゐや,もう今時世の大勢は PC でも タゴレット でもなく,スマヒョ なんでしょうけどね・・・「通常 PC,次いで タゴレット.スマヒョ で見ることは割合として非常に少ない」というあたしの方が特異なんでしょうけどね.

平和的に解決する日は来るのかなぁ.

Mar17

雨が・・・降っているな・・・

感傷シーンじゃねぇよ.気が付くと厳冬が終わっているんだよ!夏が,夏が来るー!来ちゃうのぉー!

というところで・・・今年の晩冬を告げる嵐は2月末と3月頭の2回に分かれて来たようですな.「例年」だとふたつ玉低気圧でやってきて冬の嵐になるんだけど.

んで,前回の話のちょっとだけ続き.Twitter 埋め込みなんかも高さがズレる要素なんだよねぇ,今更ながら.表示させてみないと高さが決まらないってのもそうなんだけど,だからといってデータが送られてきて高さが決まるまで放置ってのもちょっと.一度表示させれば必要な高さが読めるから,リリース時にはその高さを・・・って手もあるんだけど,なんかそれもなぁと.あとは .js をいじくるか.blockquote にしか反応しないのを div で反応するようにするとかその程度なら簡単にできるけど,それを越えるようなことをすると「利用者が読むことを考えてない」世界になるんで,一気にめんどくささが増す.何かうまい手はないものかねぇと考えつつ,まぁしばらく放置だなと.

コロ助ワクチンも「こんなに危ない!」的に煽っていたのが,いつの間にか手のひら返して「怖くないよ~」になってる.何なんだあいつら・・・

Mar19

今年こそはシフォンとアールグレイ.そして過去 10 年で最悪の進捗(昨年を除く)であることを確認する.うむ.

落ち着いている場合ではない気がするが,まぁ騒いでもしゃーなし.

Mar21

サリン事件のアーカイブを作ろうぜ,か.まぁ確かに一旦まとまったところでコピーを拡散するなりどこかが責任を持って管理するなりしないと,こういうのは簡単に散逸するからねぇ.昨年も日本の geocities が閉鎖っつー何気ない情報の集合体,あるいは一部の人にとっては消し去りたい歴史が消えたばかりだしねぇ.

というところで・・・今年も「Mar11 が記念日の人,ちゃんと祝って下さい!それで良いんです!」という声が飛び交う囀り場界隈.どーにも,いつまでも死んだ子の歳を数えていたい界隈・・・もとい,正確にはそういうネタを取り上げたいマスメディア勢力ってのがあるみたいで.どういう金の絡みなんですかねぇ.

「阪神淡路」の時に,10 年以上ネタを引っ張り続けたか?と.ゐや「毎年その日は・・・」程度の取り上げ方なら今でもやってるけどさ,そしてマスメディアに取り上げられないところでは死んだ子の歳を数えるようなことをしている人たちがいるのかもしれないけどさ,平時からスポットライト当てたりしなかったじゃない? そして謎の Mar11 ゴリ押しも,2016 年熊本地震で一旦収束させたじゃない.なんでまたぶり返してんのさ.いつまでやるつもりなのさ.「東京が被害を受けたから」ということで最初はそれをねじ込もうとし,それに失敗した後はいつまでも取り上げ続けてる・・・ようにしか見えないんだよね.ここな斜に構えた,「阪神淡路」の時に東京がどういう態度を取っていたかを知っている「Jan17・Mar11 共に然したる被害のなかった」民としては.

ゐや,理解できる面もあるんだ.大抵の災害は一瞬で始まって,終わる.その瞬間を捉えた客観的でわかりやすい資料なんてそうそう残らないし,それを目撃する人も少ない.だけど Mar11 のそれに関しては広範囲,大勢の人の見て,そして多くの人が記録機器を所持しているその目の前で,時間をかけて「人類の文明」が瓦礫と化した.当然多くの客観的記録が残り,拡散され,時間を掛けて次々と崩壊していく様は目を覆いたくなるようなモノも多い.そして実際にいまだに復旧が成されないどころか,その目処の立たない地域もある.あたしも昨春,某原発(跡?)の近くに行ってきたけど,まぁ凄かったわ・・・という話はまたいつか.そして東京電力の資料館はコロナなべのおかげで閉まってた.機を見て再戦したいというか,「そーはゆーても,少なくとも短期的には,人類は核分裂炉に頼らないと生きていけないのではないか?」という立場としては,やはり見ておきたかったのだ.

そして・・・先月も福島沖で結構でっかいのがあったけど,東京民はあの程度(震源近くはともかく自分たちの居るところで)であの騒ぎっぷりで,来る「首都直下地震」を生き残れるのかいねぇ?と.まぁ来る来る云われて少なく見積もって 40 年,全く来ないわけですが.あるいはどこかの英単語帳にあったように,誰かの日々の祈りによって大震災を免れているのかもしれぬですが.ついでに「関東地震」って過去の事例だと東京直下でも東京湾でもなく,相模方面って説が強くなかったっけかなぁと.

まぁ札幌も他人事(ひとごと)ではなくて,千島海溝を震源とする巨大地震が切迫して~と脅され続けてるんですがね.ついでにこの 10 年でわかった地震学的なアレも多くて「今思えばアレは予兆だったんじゃないか」って関連付けがなされているそーで,それに照らすと思いっきり 2018 年胆振東部地震ってのがありましたなぁと.後の世に「あれが前兆だったんじゃ」とか語られたりしてなと.ちなみに千島海溝沖で予想される最大規模において,札幌の揺れは6級.あー,2年半前と同じくらいか.それなら対策も立てられるな・・・なんてことを.ゐや,あたしは元々「阪神淡路」から学んだことを続けていたら四半世紀弱の時間を超えてそれが活きた・・・ってところもあるんですけどね.薄い本でも描いたとおりで.

そして避けて通れないエネルギー問題.電気自動車だなんだと喧しいけど,本当にそんなもの普及させたら電力供給ネットワークの大規模拡充を必要とするハズだけど,その辺どうなってんのかねぇ.発電所をどーするのかってのも含めてさぁ.当然火力も減らすんだろ? そして原子力は論外なんだろ? 何が残るのさ.水力がいつの間にか「再生可能エネルギー」とやらに組み入れられてるけど,程度問題もあるがやりすぎると簡単に自然破壊が起こるぞ? 緑を拓いて太陽光パネル並べたり,何を考えてるのか洋上に風車建てまくろう計画みたいに.かつて未来のエネルギーと期待された波力発電や潮力発電が何故ダメな子扱いになってしまったのか考えてみなよ・・・と.

・・・潮力発電で思い出した.Mar11 にゆらゆら大きく揺れた後にデータが途切れたり,いきなりデータが上に突き抜けてそのままデータが途切れたりした各所潮位計のデータ,画像残しておくべきだった・・・・・と.

閑話休題.欧州なんかと同じ手が使えると思っているのか,はたまた何かの利権でも絡んでいるのか,太陽光だ風力だともてはやされているけど,日本の場合は「地熱発電」がもっと注目されても良いハズなんだけどなぁと.歴史も実績もそれなりにあるでしょうがと.エネルギーに対する必要とする土地の量なんかから見ても有利でしょうに.適した立地はどこだ?ってのが難だが.

いずれにしてもエネルギーを取得した分だけ,自然界に拡散するはずだったエネルギーは減る.そしてその分だけ自然に何らかの影響を及ぼすことは避けられない.例は数多ある.イメージだけに囚われてると,いずれ手痛い打ち返し弾を喰らうぞ.

で,何の話だっけ.そうそう,アーカイブだ.毒ガステロの映像は平気で流すのに津波の映像は(一般保護例外です.強制終了します

Mar31

さて,3月が終わろうとしているわけですが・・・これを書き残さずにこの3月を終えるわけには行かない.

・・・あたしが札幌でその討議に参加したのはもう 15 年も前のことだ.「婚姻は様々な優遇措置のみでなく義務ももたらす.運動が盛り上がらないのはそういった面で不利益もあるため,換言すれば需要がない.しかし異性であれば当然に与えられる選択権がないことがそもそもの問題であり,不要というわけではない.だが今はまだその時ではない」と. ・・・あれから 15 年.時は満ちたようで.

そういうわけで,札幌での同性婚裁判の話ですね.結果の概略に関しては左記の道新の記事にて.判決結果は「請求棄却」だけど,云っていることは事実上の「原告勝訴」.

もちっと・・・というか,詳しい話だとハフポストあたりかなと.判決前の問題整理判決を伝える記事.そしてテキスト起こしされた判決全文(本文最下部に原告代理人提供の判決文 pdf あり)

そもそも・・・被告側の反論が「憲法は同性婚なんて想定してないんだよ」ってのが情けない後退というかなんというか.それ,あたしが 20 年前に「憲法は同性婚を禁止してはいないぞ?」という論拠に使った話だぞ.以前は「『両性』って書いてあるんだから同性婚は禁止なんだよ!」ってのが反対派の主張だったじゃないですか.まぁそれは既に司法に否定されてるんですが.

そしてまぁあちこちで判決に対する賛否の声を拾ってみたけど・・・あたしを納得させられる否定の声はありませんでしたねぇ.否定の声で目立ったのは「『憲法解釈』の変更かよ.この判決を支持する奴らは9条とかどう考えてるの?」というような話だったんだけど,解釈の変更なんてしてませんがね.「法に規定がないからどうしようか」ってのが「司法」であり,今回の判決もそれに基づくものである.対して「9条」は「これはしちゃダメな」って明記されているにもかかわらず事実上「これ」が存在しているコトに対して「法を変えるのか現状を変えるのかどっちだよ」って話だからして.そして「婚姻ってのは子孫を残すことに対する報酬だろ? 同性にはそれがないじゃん」という否定意見.それなら子孫を残せる可能性のない,あるいは実際に子孫のいない異性同士にもその恩恵が与えられているのは何でだよと. ・・・こっちはこの件に関して 20 年理論武装を続けてるんだ.

というわけで, pdf 版判決文を全部読んだ上でざっくりまとめると・・・

ざっくりまとめるとまぁこんなとこ.まぁ妥当な線だとは思うね.一部報道ではこれを承けて被告が「立法府に対応を求める」なんてコトも伝えてたし.まぁそれが「認めるように法に明記せい」なのか「認めないと法に明記せい」なのかは聞こえてこなかったが.そして原告団は本日めでたく控訴と.そもそも地裁なんて準備運動みたいなもんだしね.控訴の理由に関してはこの辺の記事を.なんか長く続くけど,最初の方だけ読めばある意味十分.良くも悪くも今回の判決は「違憲である部分はあるが立法府が状況を放置していると云うコトはできず,よって原告の損害賠償は認められない」であって,「現状何とかしなきゃならんというのが司法の考えである」で終わってるんだよね.原告が欲しかったのは「が,司法の判断で認めるわけにもいかないから,立法府何とかせぇ」という「もう一言」であったと.えぇ,以前にもそんな司法判断が出て立法へと至った一件がありましたね・・・あたしの頭にあるのは本件の隣接分野での話だけど,同じような例はゴロゴロしてるハズ.

「地裁は準備運動」とは書いたけど,この先でいきなり覆されたりしないことを祈るのみ.いくら日本が後進国とはいえ・・・なぁ? あぁそうだ,これを書き加えておかなきゃ.「これらは異性愛者の権利を害すものではない」.まして「こっちに来い」などと云うこともない.そんなことゆーたら自分たちが「『正常』な状態に『矯正』しなきゃ」されちゃう.そもそも数が少ないし,潜在数が顕在化することはあってもおそらく実態数が増えることもない.それでも害があるというなら,それは自分たちが「正しい」存在,換言すれば優良であるという誤認ではないのか,と.

えーと,他に片づけなければならない話.教科書検定の話なんてのもあったねー.何だか社会科の教科書に「サイレントマジョリティ」に関する記述がなんとかと.しかしそれを記述するなら「ノイジーマイノリティ」に関しても触れないと.そして天使の顔をして「マイノリティ」に近寄り,「ゐや,助けは必要ない」と云われると今度は攻撃をし始める謎の人とか.しかも声がでかくて第三者の心証悪化を呼び込み,結局「マイノリティ」の害にしかならないとかね.他にも「沈黙は是認とみなす」なんて記述が~って話も聞こえたけど,それ「扇動」の常套句であることをもちろん併記しますよね? つい先日もどこかでそのフレーズを聞いた気がするけど.

そして,明日から「消費税込み表示を義務化」というか「税抜価格だけ表示する特例を廃止」だと.なんかこのあたりも政策がコロコロ変わるねぇ.そしてこういうことをする時ってのは過去の経験からすると「増税の第一歩か」なんだけど.「わかりやすくて良いじゃないですか」なんて脳天気な.「税負担をわかりにくくして愚民からもっと搾り取れるようにしよう」という風にしか聞こえないんだけど.そして売る側は税抜表示をでかでかと表示し,申し訳程度に税込価格を表示して優良誤認を起こさせるとか,客に割高感を抱かせないために見た目の金額が変わらないように店側が吸収するとか・・・ゐやもうそういうところ頑張らなくて良いから.素直に値上げしないってのが「失われたχ年」がχ=10 → 20 → 30 ・・・と果てしなく延びていく元凶の最初の地点だろうに.まぁ消費者としては安い方が良いというのは本音だがな? 値上げすべきところで値上げしないのは巡り巡って自分の首が締まる悪循環の始まりとしか思えんのだ.

で,書籍類はどうなるんでしょうね・・・あたしみたいな書籍廃人なら説明不要であろうが,雑誌みたいに商品としての賞味期限が短い物以外は基本的に税抜き表示なんだよね.同じモノが長いこと店頭に並んだり,卸されたりするってことは,その間に税率が変わることも十分考えられるってことで,迂闊に税込み表示を基本になんてできねぇんですな.ゐや,3%時代は税込み表示をデフォにしてたんだけどさ.だけど5%になったときに「ダメだこりゃ」ってわけで現在の方式に.もちっと細かい話をすると,大抵は表4にある2段のバーコードの下段,その頭3文字が 191 の場合は3%時代の税込み表示,192 の場合は税抜き表示ね.どこに価格が表示されてるって? 同じバーコードの8文字目から5桁.10 万円以上だと "00000" になるという話だけど,古本市場のプレミア品でもない限りそんなに高価い本って出回ってるのかな.ついでに消費税導入前の本だとバーコードがなかったり,あっても1段だけだったり.雅美文庫のデータベースで高価い本は順に 9,600 → 8,000 → 7,500・・・ってなところで.いずれも技術書っすな.それ自体は最初からわかっていたことだけど,意外に1万超える本ってないのねぇ.