スカート講座 〜 いんとろだくしょん
「スカート」と聞いて,それがどんなものだか全く見当が付かないって人は・・・まぁ,いたとしてもごく少数ですよね?
鉄道車輌の「牛除け」,ホバークラフトの下半分の黒い部分,ベッドのシーツの垂れ下がった部分・・・等々,スカートといってもいろいろありますが,ここは服飾のスカートを扱う講座です.
さて,ひとくちに「スカート」と言ってもいろいろあります.「じゃぁどんなのがあるの?」というわけで,とりあえずカタチから入る入門編.いきなり歴史語ったってしょーがないでしょ?
その1・裾♪
裾です.裾が広がっているか否かで「フレア(flared)」と「タイト(tight)」に分けられます.
「裾広がりの〜(flared)」と「締まった〜(tight)」という意味ですが,スカートに関しては "tight" は「きつい・窮屈な〜」っていう意味の方が合ってるような気も.
学生の制服はフレア,スーツなんかだとタイトなのが多いですね.
ちょっと変わり種ではタイトに絞り込んであるんだけど,裾部分を広げた「マーメイド」ってのもあります.
その2・丈♪
丈の長い短い.長ければ「ロング(long)スカート」だし,短いのはショート・・・ならぬ「ミニ(mini)スカート」です.まぁ簡単.
説明することないや.
その3・ギャザーとプリーツ♪
“「ギャー・ザーッ」と集まるから,「ギャザー(gather)」は「集まる」”なんて CM が昔ラジオで流れてた覚えがありますが,「ギャザースカート」は名の通り腰の部分で布を集めて絞り込んだものです.当然,裾はフレアですね.
「プリーツ(pleat)」は,布を畳み込んだ部分,「ひだ」ですね.学校の制服なんかには大概入ってます.
この「プリーツ」がいろんな種類があるんだ,これが・・・

雨の日に濡れたりするとこのプリーツが取れちゃったりするんですよ.アイロンかけて折り目付け直すんだけど面倒なんだこれがまた・・・
プリーツにはフレアスカートが必要以上に広がらないようにしたり(折り畳んだ分だけ横に広がらなくなる),もしくはその逆でタイトスカートが必要なときにある程度広がるように入れます.
その4・その他♪
結構知らない人が多い「ラップ(wrap)スカート」,「巻きスカート」なんて呼ばれたりもしますね.
シルエットが同じだけど全然スカートじゃない「ラップキュロット」なんてものもあります.一部「おぢさま方」の間では「似非スカート」等と呼ばれて反感を買っているようです.(「スカート=覗ける」という下衆のエゴに立った理論ですね)
他にも,筒型のタイトスカートに「耳」付けてシルエットだけラップ風になってるなんてのも存在します.
「そういうカタチのは見たことあるけど,名前は知らない」という人が多い(みたいだけど・・・みんな知ってる?)「ジャンパー(jumper)スカート」,袖のないワンピースでブラウスの上に着る・・・と辞書には載ってますが,袖があってもやっぱり「ジャンパースカート」と呼ばれてしまうこの不可思議.まぁ詳しいところは基礎構造学教室で・・・ってことで.(汗