そして「人流抑制よりも人数抑制を」と唱える会見のο会ty・・・もとい OM 会長の不織布マスクが表裏逆なのが非常に気になるのですが.ってかどの会見見ても表裏逆のような.大丈夫っすかこの政府のスケープゴート.Google 先生で他の場面を探してみると,正しく着けている場面もそれなりにあるんで・・・うーん.ゐや確かに世の中たまーに表か裏かよくわかんねぇというか,「誰だよこの設計で Go 出した奴」と小一時間と言わず問い詰めたくなるようなやつもあるけどな.あ,表裏の判別は「耳にかける紐」でするものじゃないぞ.念のため.
初めて海外 FX のハイレバ取引に手を出して,ついでに初めて強制決済→口座破綻を経験したというのが今週のハイライト.ゐや,本当に「FX で有り金全部溶かした」じゃなくて,デモ口座(値動きは現実とリアルタイムに連動するが,実際の金銭ではなくそれと仮想した数字だけが動く)なんですけどね.なるほどこういうことをすると口座破綻するのか・・・というか,東京市場に背後から撃たれたのが死因ってのが痛いんですが.ゐや,ニュースの経済コーナーの定型句と化している「比較的安全とされる円」とか「小幅な値動き」というのが幻想あるいは何かの勘違いであるということを,理解していたはずなのにすっぽ抜けていた己の未熟さが招いた事態なわけだが.
経済の勉強のつもりで数年前からちまちま始めた FX だが,学ぶこと多いなぁ.大儲けもできなければ今のところマイナスも出ていないが(もっとも新規参入の9割が1年以内に退場するともされているので毎年プラスなだけでも倖運あるいは成功しているのだろうが).しかし「有り金全部溶かす」ってどうやるんだろ.強制ロスカットがきちんと生きていれば国内海外問わずそうそうありえないはずだが.今回の「口座破綻」だって資金の8%は残ったし.週明けの窓なんかならやられる可能性もあるが,海外業者なら大抵0%で止まるのに対し,むしろ追証が発生する可能性がある国内業者の方が「全部溶かす」どころかマイナスに突っ込む可能性を考えると,よく説かれる「海外口座の危険性」ってのもどうなんだ?(国内業者は金融商品取引法の関係で0%止め(損失補填)ができない.逆に海外業者は同法の関係で追証を取り立てることができない) という考えにまで至り・・・ゐや,戦力が8%まで減少なんて敢えて言うまでもなく全滅なのだが.取り返そうとして増援回せばいくらでも溶けていくが・・・囀り場で紹介したこの↓話のように.
そして「そもそも海外業者が日本国内居住者を相手に取引すること自体ダメ」とか書いておるが・・・金融商品取引法施行令第十七条の三の二項の条文からは「勧誘をしないという条件で個人相手は問題なし」としているように読めるんだよなぁ.でもこれは例外規定だから,本則の方はどうなっているかというと金融商品取引法第五十八条(の二)が根拠で「海外業者は取引をしてはいけない」か.そして FX は金融デリバティブには該当するが,有価証券じゃねぇだろと.違反すれば行政処分なりなんなりになるのだろうが,そもそも相手は日本国法の及ばないところで営業しているし,国際犯罪に問えるような案件でもない.そういうことか.それならそれで「インターネットを通じて勧誘してた(要約)」という文言がこれでもかと並ぶブラックリストも,もう少し書きようがあるんじゃないのか.はたまたそこまで強弁は出来ないのか.「勧誘」の境目ってどこまでだろうねぇ.訪問や電話,チラシなんかならわかりやすいけど,「インターネット上」となるとせいぜい鯖が日本か海外かくらいしか区切りようがなぁ.どっかの「超級防火壁」じゃあるまいし.相手が日本国法の及ばないところに居るから苦し紛れ,あるいは国内ブローカーへの excuse のためにやってるようにしか.
それじゃあどうすれば狭いまま固定できるかと問われれば,ブローカー自身が顧客と取引してしまうのが手っ取り早い.まぁ自分とこの顧客同士でマッチングできればそれで良いんだけどね.そうでない場合の話.ちなみにあたしが使ってる某国内,何かあるとすぐに差が開きます(笑)顧客としてはやりにくいんだけど,ブローカーは無理して自分で引き受けたりせずに取引を外に回しているな,と伺える面でもあり.しかし開かないほうが客には有利なわけで,それは集客のためのウリになるわけで.かといってブローカーがいちいち相手のいない取引を自分自身で引き受けていたら商売にならないこともあるわけで・・・というところで汚ねぇ話になるわけだが,ブローカーは自分の顧客の「予約注文の状況」を全て握っている.価格は「相場」はあるが,実際にはブローカーごとに多少の差がある.あくまでも可能性の話だが,ブローカーは顧客のロスカットを誘発する,あるいは顧客の注文が成立しない,ごく僅かな価格を操作することもやろうと思えばできるわけで.公然とやれば当局からツッコミが入るであろうが,僅かな差なんてどうあったって発生するんだし,数銭の差や市場混乱時にブローカーが不正をやっているかどうかなんてわかりようもない.ただ,薄利多売な中で儲けを出すにはそういう手段もアリだよなぁと.実際にそんなブローカーがいるかどうかはわからんし(やってても露見しないようにやるだろうし),ヘッジファンドが市場に対して「この辺に注文溜まってそうだな」と価格操作を仕掛けて来ることのほうが一般的だろうし,あたしを含めた多くの有象無象も「このへんで『飛び』そうだな」と仕掛けることがよくあるハズ.ただ,「いかがでしたか」系 Site によく名前の上がるブローカーの顧客から「価格操作してんじゃねぇのか」的な声はちょろちょろ聞こえてくるのも事実で.利用者が多いからその分逆恨みの声も出てきやすくなってるという可能性も否定できない.だが・・・国内だから公正,本当にそう言えるか? と.なおあたしが使ってる某国内,「いかがでしたか」系 Site にはまず名前が出てきません.安心ですね・・・・・ツールはアレだし,スワップもひでぇ等々,顧客に対してスパルタンだがな・・・
結局は使い分けとリスク分散かなぁ・・・と考えて,海外口座ってどんなんだろうとデモ口座を開いてみて,国内じゃ出来ないようなハイリスク・ハイリターンに挑んで爆散しました,というのが事の顛末でした,と.国内海外関係なく,ああいう戦い方はダメだ.うん.ちなみにこの海外ブローカーも「いかがでしたか」系 Site にはなかなか名前が出てきません.どうやってブローカーを見つけ,どういう基準で選んでるんでしょうね,自分.謎です.「いかがでしたか」の一文を見ただけですぐに BackSpace を叩き,その Page に書いてあったことを全て脳内から削除するようにしているからかもしらん.