Jul27
なんか1ヶ月以上放置になってるじゃないですかー.何やってたって,修羅ってましたー! これで年明け頃からなんとなくずーっと続いていた修羅場モードが一先ずは解除です.春予定だった新刊は夏コミに出ます.夏予定だった新刊は予定通り夏に出ます.しかし片方の印刷所締切が7月半ば前で,しかも早割でもなんでもねぇ通常締切ってのが・・・なんかこう,旧世紀中のコミケ前事情みたいだというか,特殊仕様恐るべしというか.
さて,ひと月ちょいの間に世の中色々ありましたが・・・そろそろ行き過ぎたドル円の勢いは調整が入るんじゃないか.という不吉な風説はともかく.
世の中的には小さな話なんだな.昨日加藤智大の刑が執行されたそうだね.あぁ,2008 年の秋葉原無差別殺傷事件の.なんというか・・・やらかしたことに擁護の余地はないんだけど,自分なんかも 20 過ぎて一念発起大学を目指してなかったら「加藤は自分だったかもしれない」って危機感みたいなのがあって.30 代中盤から 50 近くの世代,いわゆる「ロスジェネ」ならいくらかでも心当たりのある人,少なくないんでないかな.異常者の犯行とか,そういうようには思えないんだよね.こっちも回避したようで人生詰みかけているような気がする近年だし.ともあれ,事件の犠牲者ともども,合掌.
合掌といえばもうひとり.安倍元総理だ.白昼堂々でも「暗殺」という日本語の不思議はさておき,第一報時点の一部クラスタでは反日系の犯行という妄想が漂っていたようだね.かく言うあたしは第一報で「銃撃された」と聞いて「遂に右側の人からも国賊認定されたのか?」という妄想を抱いておりました.どうしてそうなったかというと・・・まぁ良くも悪くも,功罪多く併せ持った人だったってことかねぇ.おかげで政治的立ち位置やら何やらで解釈が変わると.まぁ早いうちから政治的な怨恨によるものではないという報道がなされたけど,これに対して言論封殺は許さないとかいきり立つ人々の多いこと多いこと・・・少し落ち着けって.んでまぁ功罪多くある人故に,生きてりゃ野生絶滅した「大勲位」の復活も望めるんじゃないかと思ってたら,死んでサクッと「頚飾」が出ちまうというアクロバット.おまけに先の「大勲位」殿でさえそうはならなかった「国葬」やろうとかいう話になってるし.「注視と検討」の現総理にしては決断が早くてびっくりだよ.ついでにそんなイベント,建前にせよ「国民の総意」に基づいてやるものだろうから三権・・・とまでは言わなくてもせめて国会での説明が必要じゃないかと思ってたんだけど,内閣府の決定だけでいけちゃうのねー.正確には「きちんとした規定がない」らしい.法でガチガチに決めるのではなく,状況に応じて柔軟に対応できる,美しい国ニッポン.
で,後出しジャンケン的に出てくる警備の手薄さがなんとか云々・・・ゐやなんというかなぁ.あたしも色々動画見たけど,「後ろを守っている人はどこだ?」という疑問はありつつも,とりあえずあれは「銃声」じゃない.「爆発音」だ.ふつー銃の音はあんなんじゃないし,あんなに煙も出ない.SP 何してるっつっても,動画を見ると問題の2発目発射時点で少なくとも一人は防弾カバンを構えてるし,他に一人が要警に向けて突進してる.おそらくは突き飛ばすために.が,要警を突き飛ばす前に斃れちゃったけどね.えぇ,マスメディアじゃこのあたりの映像(斃れるところ)は徹底的に流しませんでしたねぇ.
おまけにこれも何度も何度もというか・・・原子炉を「原発」と呼ぶように,「6発射てる散弾銃」って何だよと.バレルが2本しかないのに6連射できるのか!?と思えば実際にはバレルの本数通りの2連射で,ひとつのサボットに入ってる弾が6発って意味だったらしい.情報は正しく伝えろやマスメディア・・・ゐや,散弾銃の構造なんてふつー知らんだろうけどさぁ.にしても 3D プリンタ銃とかでなくて散弾銃ってのがね・・・・・悪い意味で「わかってる」よなぁと.あたし? あたしは銃猟に興味があって少しばかりの知識だけなら.某自由の国とか旅行する機会があればクレー射撃なんか挑戦してみたいなーとは思う.散弾銃使うんっすよ,あれも.
そうそう,話は戻して,CPA の扱いに関してもだ.CPA ってのは報道に乗る時点で事実上もう死んでるんだっちゅーの.そうでないなら報道に乗る前に,あるいは「一時的に~でした」と伝えられるくらいの勢いで回復してなきゃいけない.妻が病院について数分後に死亡ってタイミングの良さからして,何がどうなっていたのかお察しでしょ.いい加減に理解してよ・・・というのと共に,AED は万能の機械じゃねぇってことをいい加減に.「空振りでも構わない」ってのはその通りなんだけど,外傷の場合はまーず無力ですぜ.それじゃあ行われた「治療」は無駄だったのかというと,これもまぁ難しい話で.特に要人の場合は助かる見込みは低いとわかっていても全力で何かをしなければならんってこともあるだろうし.そして「看護婦!」と叫んだ誰か.男はお呼びじゃねぇってか・・・近年は珍しくねぇってのに.ついでに誰でもできるわけじゃねぇ専門職で「師」だぞ,あれは.隣接分野の人間として彼らの名誉のために.名前変わって 20 年になるんだけどなぁ.
功罪の中身に関してはもうどっちも多すぎていちいち触れないが・・・マスメディアの切り取りもあるんだろうけど,なんだか宗教指導者みたいな扱いされてるなぁと.メディアにじゃなくて,メディアに映る人々に.そして「語らないことはあったが嘘は言わなかった」という評を聞いて頷いて良いものやらなんやらと・・・ゐや,たしかに多分その通りなんだわ.その通りなんだけど,諸々事情があって話せないとはっきり語るのならともかく,聞かれても支離滅裂な回答をするだけという「語らないことはあった」ってそれは国政を預かるものとしてどうなんだろうかと.なぁ.
そしてまぁやっちまいました.昨年の『えんじ色~』で描いた話をマジでぶちかましちまいましたわ.
急に東京から召喚がかかりまして (´・ω・)ショボーン pic.twitter.com/4Man1wgCIm
— 水瀬雅美/Masami.H.M (@Lavendelstrauss) June 18, 2022
とんかつは喰えないが(ひとりで喰いに行くのもなぁ)北の大地に巣くいつつ東京からの急な召喚に応じられる程度の大人ではある.さて偉すぎも貧乏すぎもしない,ちょうど良い人生か?
— 水瀬雅美/Masami.H.M (@Lavendelstrauss) June 18, 2022
そしてモノレールSuicaで京急に乗る外道 (´・ω・) pic.twitter.com/WWPYPQWG5c
東京は何の用だったかと問われれば「察しろ」と.言い訳は色々あるのだが,やっちまったなぁ・・・と.
そして梅雨明けがやたらと早かったとか,梅雨いつだったとかゆーてたら「戻り梅雨」がやってきてたりするという話だけど,ここに面白い天気図がある.書かれてあるとおり Jun29 のものだ.
北の大地に梅雨はねぇなんて旧世紀中の話だと,これを見てもわかるだろう.思いっきり梅雨前線が北の大地の頭上にかかっておる.てかまぁここまで見事なのも珍しいなぁと.