May24
関ティアにて "LavenderBlue" ブースに足を止めてくださった皆様,ありがとうございました.最近「不動在庫の山」と化してしまった二次創作モノをどうしようかと激しくお悩み中なのですが,一次創作モノは何だかんだ細く長く読まれてくれるのが良いですよね・・・今回も大分前に完成させたものが「持ち込み分完売」させられてしまったり.「完売したら負けだと思う」とは常々ゆーておりますが,「手に取られたら負け」ではなく「欲する人に行き渡らない状況が負け」なのであって.まぁ閉会近い時間だったのでセーフでした.一方近刊は(略
しっかし迷うことも何もなくサクッとアウェイの会場にたどり着いてしまったわけですが・・・何気にインテって4年ぶり? 関ティアは基本春だけ参加してるけど,2020/2021 は中止.2022 は新刊落として欠席.2019 は松風某とお大尽ぶちかました記憶があるので公共交通機関での入りは 2018 年以来5年ぶりということに.ちなみにどのくらいアウェイかというと地下鉄が大阪港の運河を橋で越えると記憶違いしてました.実際は水底隧道です.「ゐや,『地下鉄』なんだから当たり前だろ」と言われそうですが,あの路線の九条~大阪港は地上に出て高架駅なのですよ.東京の東西線西葛西~西船橋のように.三田線の志村三丁目~西高島平でも良いけど.ともかくそのおかげで「九条」で「阪神から地下鉄に乗り換え」るのに「地下駅から上って高架駅へ」とかいうわけのわからん事象が発生するのだ.
・・・そういう記憶違い起こすくらいアウェイなのに迷ったりしないのは・・・鉄っちゃんの土地勘故,ですかねぇ.「とにかく安いチケット・・・RJBE 最終の RJBE 朝イチ? 相解り申した.三宮から阪神で九条あたりに宿取って,翌日はそこからインテ,帰りはインテからまた九条で三宮に投宿だな」とサクッと組み立てられるくらいには.これで実際に乗り換えもほとんどない最適ルートなんすよね.しっかし関ティア当日にどうにかして北に戻るより,どっかで当宿して翌朝飛んだほうが安いって何か間違って・・・ないか.どうしても日曜日中に帰りたい輩はカネを積んででも帰りたいだろうし.現在のあたしは「時間はありますがカネはありません」なんでこういう選択に,と.それはともかく 62cm のポスター筒の扱いが空港により違うのは何なんですかね.経験上 RJAA / RJBB / RJCC / RJFF / RJTT / RJFR では何のお咎めもなく機内持ち込み.RJOO はいつもセキュリティチェックで呼び止められて「預けてくれ」と言われるんだ.RJBE departure は初めてだがセキュリティチェックで「どこの便に乗りますか.でかいので搭乗口で申告を」となり,搭乗口では「どの検査官に言われましたか」→「問題ありません」となったり.このへんの閾値が 60cm なんでびみょーな長さだってのはわかるんだけどねぇ.
そういうわけで・・・通り過ぎることは何度かあったけど,ほんっと久しぶりに神戸の街を歩いたわ.「美し都で また逢いましょう」なんつってる間に四半世紀だよ.前回来たの四半世紀前だよ! んでまぁその間に「世界」は変わったかというと・・・評価が難しい.当たり前だがあちこちに見受けられた地面のガタガタは直ってるし,当たり前だが神戸市役所前にあったテントはなくなってるし,当たり前だが歯抜けになってた都市高速の高架はふつーに車が走ってた.「当たり前」が「当たり前」にあった,というか.宿に荷物を置いてカメラ片手にプラプラ歩きながら口遊むは最初は間違いなく平松愛理だったハズなのだが,気がつくと荒井由実の『何もなかったように』だった.それで良いんだと,思う.
ただ,何気ない場所で確かに街は変わってた.
右写真は意味深な時刻で「止められた」時計と,1995 年以降当たり前になった減災システム.
at みなとのもり公園.
あ,次は6月の北ティアっす.
さて・・・なんか東海道本線で異線進入 incident だと.せやなー,あそこ渡り線があるし,そっち入っちゃうと大船・戸塚・東戸塚にはホームはなく,羽沢に連れてかれるんで保土ケ谷・横浜・川崎そもそも通らない.新川崎もホームなく次に止まれるとすれば武蔵小杉と西大井で,元の線路に戻れるのは品川だねぇ.で「運転士から詳しく話を聞くなどして」とあるが,事故の本質はそこではないんでないのかい? 確かに運転士の信号誤認が原因の一端であろうが,そもそも鉄道の進路なんてごく一部の例外を除いて運転士が選択できるようなものではない.なぜ本来開通していなければならない方向「ではない」方に線路が開通していたのかというところが追求すべきところだろうて.というところで「誤進入」現場で当該旅客列車に先行する事業用車輌(臨時列車)を撮影して,そのまま後続の誤進入シーンに出くわした人がいた.
2023.5.23(TUE)
— ゆっきー☆ (@KumisonoT3931) May 22, 2023
🕕️6:30@藤沢→大船間🚉
鎌倉(客貨)踏切🎬️🚦
あらら1826E誤進入🚃
直前のキヤ検本線→貨物線へ
転線したままポイント切り替え忘れ
サンライズ撮影回避📹️🤣#東海道線#東海道貨物線#サンライズ瀬戸#サンライズ出雲#サンライズ遅延#サンライズ瀬戸際#上野東京ライン pic.twitter.com/xd8xQYWsh0
まぁ早い話が,当該旅客列車の前に「本線→貨物線」へと進む臨時列車が走っておって,それが通り過ぎた後「運転司令が線路開通を定位復帰させなければならないところこれを怠った」のではないか,と.そうなると「運転士の信号誤認」は追加の「ここで異常に気づけば更に軽微で済んだ」程度の要因だ.そういうこともあって運転士(だけ)を責めるのはちょいと酷ではないかねぇと.JR の発表がアレなのか,マスメディアがアレなのかはわからんが・・・どこのメディアも「JR がそう言っている」と書いてるから JR が運転士のせいにしてるのか.
そうはいってもきちんと信号を確認しなかった(?)運転士に責任はないのかと問われると・・・無いとは言えん.が,少なくとも運転士が視認したのは「(転線のための)注意」とかその辺の制限信号であったろうし,平時でも前が詰まって~なんてのはよくある話であろうというところまでは容易に想像がつく.危険はなかったのかと問われれば,信号システムが異常起こしてなければ「列車がいないこと/誤った方向であるとはいえ進路が開通していること」は保証されるので「危険はなかった」とほぼ断言できるかなと.運転士がボケた上に ATS が死んでて「停止」信号を冒進したとかではない案件だし,転線するのにフルスピードで突っ込んで列車がひっくり返るようなことは昭和ならともかく今日の東京圏ではできないようになってるし.そこはそれ,鉄道にしろ何にしろ今日の交通システムは過去の悲惨な事故の上に立っているからねぇ.「想定外の動作」はもちろんあるだろうが.例として3月の「川越線デッドロック事件」なんかそうだけど,あれ途中で閉塞切ってなかったらまるでどっかの事故の再現じゃない.逆説的に「閉塞切ってなければあんな事態には陥らなかった」かもしれないが.
閑話休題.すぐに異線進入に気づいて停止したのなら「後退はできなかったのか」とも思われるだろうが,本来後退を想定していない場所で下手に後退すると却って事故の元になったりするんよ.まして朝なら後ろも詰まってる.おまけに今回の場所は踏切の間近なので,ここで「素直に通り過ぎる」以外の選択肢を採ると今度は間違いなく踏切が誤作動起こす.ここまで来ちまったら「武蔵小杉経由で走り通す」が最善後策であったろうな.巻き込まれた人はご愁傷さまだが.なお「後退」に伴う昨年あった京成高砂の件は「割り出し」という,いわゆる「股尾前科案件(音量注意)」であって,また話が別ね.
後退できた事例もあるようだけど,こっちは夜中で後ろもそこまで詰まってなかったろうしなぁ.逆に後退しなければ「一部駅通過どころか全く違うところへ連れて行かれる」という,突破という選択肢が存在しない事例ではあるけれど.ともあれこの文書で大事なのは「原因:指令員が進路の取り扱いを誤ったため」とされている部分かね.「指導を徹底」で再発防止になるとも思えないが,「気をつけます」以外の言い訳もまた存在し得ないよなぁ.東は今回の発表まだ?
ってか進路制御って自動化されてないんだねぇ? 大阪はともかく,東京圏は自動化されてるもんだと思ってたが.もっとも自動化されていても先の川越線案件とか COSMOS 飛んだ案件とかあるけど.
以降全くの余談.「瀬戸」の高松行き最終に乗った時,帰りは「サンライズ瀬戸」だったんだけど大阪近郊での人身事故の影響で大幅遅延,小田原に臨時停車(急ぎ客を新幹線振替)の上,そこから貨物線入って羽沢・新鶴見の裏側通って品川で打ち切りにあったんだ.当時このルート通るのは「湘南ライナー」くらいのものだったんで珍しい体験をした.
同時に,羽沢に旅客駅だの,シンカンセンに沿うように西谷~羽沢~新横浜~綱島を結ぼうだのなんて,岸根にちょろちょろ遊びに行っていった当時は「妄想鉄」の範疇だったけどねぇ.あぁ,上丸子にスカ線停車場作って「武蔵小杉」と言い張るのも含めてな(遠い目