"Log" と書いて「こうかい日誌」
それはあたしの想いの断片.
昨日の「下世話な話だが」ネタは大体書いたとおりになりましたな.で,菊花大綬章じゃない方は桐花大綬章だよねぇ.もうひとつ何か付けているがあれは何だ?と思えばこんな記事が.あぁ!あくまでも「政府の決定により天皇が授与する」なのか.それで明仁さんや徳仁さんには即位まで出るモノが出てなかったっすか.ついでに「退位」に関してもあくまでも「内閣の助言と承認」の許によるモノというカタチを取らなきゃならんのか.今更ながらいろいろ気付かされるなぁ.
それにしても文仁さんもちょっと見ない内にすっかり髪が黒くなって・・・髪が黒くなって・・・って,えぇ? あのロマンスグレーがむしろ格好良かったのになぁ.
そして囀り場を流れていくはもう完全にノリが年越しだったっつーか,ふつーの年越しより「盛り上がって」たんじゃねぇかっつーか・・・まぁ年越しみたいなもんかねぇ,実際.ついでにデジタル放送でカウントダウンはダメだよ.どういう仕組みで受け手に届くのか,受け手がどういう環境/状況にあるのか理解してないだろ.地デ鹿化でどうして「時報」が消えたのか理解してない・・・わけないよねぇ? そんな態度だから「テレビ離れ」とか起こるんだっつーの.ゐや,メディアが変わって行くのは作り手の問題とかじゃない次元の話かもしれんがな.
ついでに「右寄り」の人たちの一部にどうにも気になる発言があったんだけど,あたし自身もその真意を掴み切れてないのでとりあえず自分自身の備忘としてちょろっと意味深に書き留めるのみに.
ところで,ロイターがこんな記事出してる.なんか URL と記事タイトルが異なってるのは何でだろうと思いつつ,内容はいいんだ.URL に含まれた文だよ.Google 先生の翻訳に突っ込むとこんな回答になるんだけど.捏造じゃないよ.これ書いてる時点で本当にこう返して来るんだよ.いろんな意味でツッコミどころなんだけど,とりあえずバリエーションを換えてみるとこんなになったりする.どうも動詞の扱いがどっかおかしいのかなぁと思いきや,どうして,こうなるのかと.文法的にどっかおかしいとおかしくなるんじゃね?って疑いもあるけど,最初の例文は文法的に正し・・・・・くないか.意味は十分通じるハズだが,日本の中学校の試験なら点はもらえないな.
対して「Google 翻訳より良いぞ」と評判の「みらい翻訳」に突っ込むとこの通り.非の打ち所がねぇっす.他の文でも Google 先生と比べてみると何かと「的確」な感じに返してくれるんだけど,「みらい翻訳」がすげぇってより「Google の質が落ちている」ような気がするのは考えすぎっすか.中身の薄い「いかがでしたか」サイトを検索の上の方に持ってきたり,検索キィワードを勝手に削ってくれたり.必要なワードだから入れてるんだっつーの.
そして・・・5月恒例シリーズ,進捗がアレですというか,ティアが例年と同じ日程だったら落ちてました・・・締切日から逆算して作業してるとか締切近くならないと乗らないとかじゃなくて,本当にこれの前にやっていた作業が押したんですよぉ.
で,その前にやっていた作業っつー方は大遅刻ぶちかました「碓氷峠 20 周年本」っす.完成しました.事故らなければティアで頒布できるはずです.内容サンプルも先のリンクから辿れます.ついでに「試食版1」の巻末に記した「合言葉」を云ってくれた人は何か良いことがあるかもしれません.ないかもしれません.何も考えてません.特定の人を優遇するようなカタチになるのも嫌だしなぁと.でも「試食版」から追ってきてくれた人なら多少はと思いつつも,例の「合言葉」でそれが左右されるって状況もアレだしなぁと.
ともあれ,何でアレが「合言葉」だったのかと問われれば・・・完成版をお手に取って頂ければわかるかもしれません.
そういうわけで,今年のティア新刊は2種の予定です.
で,
だそうだ.いろんな意味で消えてもらっちゃ困る勢力ではあるが,あたしも「取引先として」無関係では無いというか「爆散は困るが黙っても居られない適切に燃やすべき案件だな」として加わった昨年末のプチ炎上もある.「描き手」じゃない人はほぼ無関係だったのでそんな案件の存在自体認知されていないかもしれないが.まぁそれくらいの炎上具合で丁度良いくらいの話だ.しかし「そろそろもう1回火を付けた方が良いんじゃないか?」と考え始めていたところに,これだ.
客としては新宿の混沌さ具合は楽しくもあり,あの店らしさでもあったが,資源の集中と現状を収拾するための「攻めの撤退戦」であることを期待したい.
さて,今日がティア合わせ通常締切日だったわけですが・・・間に合いました(倒
そういうわけで,新刊は2種です.いつもの5月ネタと,大遅刻の碓氷峠 20 周年本です.リンク先からサンプルも公開しています.
ところで前者はいつも通りなんだけど,後者が・・・初めて使う諸々のせいか,本の分厚さのせいか,ノド攻めをした覚えがないのにノド部分が見難くなってしまいまして.同じ平綴じでもこれまで経験したことがないんで,ノド側寸法間違えたなんて話ではないハズ.いずれにしても今後の反省ですわ・・・読む分には思いっきり開いても大丈夫そうなので,それでご容赦を.
普段ノドなんぞ一切気にしなくて良い中綴じ本だからのう.ゐや,中綴じでやってる理由は「ノドを気にしなくて良い」からじゃないんだけど.ついでに初めて使う諸々仕様を突っ込んだ関係で「納期日程追加」がかかって早割が適用されなかったという(爆
にしても右掲の「おしながき」的なやつが・・・凄いことになってきたなぁと.
と,今日の本題が終わったとこで.
なんだか天皇・・・もとい,上皇陛下に「お疲れさまでした」という旨の記事をネットにブン投げたら「それは目上の人間に対して使う言葉じゃない」と炎上したなんて頭の痛い話が.「不敬だ」とかそういう噛みつきならともかく,「目上の人に~」なんて言い出したら,それではなんと言えば良いのか教えてくれと.いつの間にか格下の人間相手に使うべき言葉になっている「御苦労様」と言えばいいのか? 「了解」なんかもそうだけど,近年の謎マナーなんぞクソ喰らえ.かつては「兵隊さん御苦労さん」って童謡があったというし,軍隊で上官の命令に対して「了解しました」と返すのも普通だったと聞く.肯定的応答として使う英語の "Roger" も辞書には第一義として「了解」となっているモノがぽろぽろ.不適切な訳を出してくる辞書が多いんですなぁ.そして子供達より「兵隊さん」の方が格下だったと.上官の命令に対してそう答えるのは,そのあとぶん殴られるコントか何かだったと.
とりあえず「了解」に関しては某「現代マナー創作家」が「自分が気に入らない」という動機で「不適切である」と「マナー解説本」に書き続けたおかげで一部に広まっちまったってのがおおよそ確定のようだが.ついでに今回の炎上騒ぎも,「何を言ったか」じゃなくて「誰が言ったか」で燃え上がってる側面もありそうな感じやね・・・モデルだかタレントだか知らんけど・・・
いつもの5月新刊に関してもうひとつ.
・・・描きたいことの半分くらいしか表現できなかった気がします・・・
その割に気が付くと年々無意識に作画カロリーを上げて行っているという.このシリーズ始めたときは基本 28p で1ページに1カット2カットとか当たり前だったのに,ここ数年は気が付くと基本 32p の1ページに3~4カットと濃くなるわ増量するわ,何やってんだ.その割に手の速さは大して変わらないから制作にすっげー時間を要するようになっているという・・・先日も触れたけど,ティアが例年通りの日程だったら間に合わなかった.もとい,「全力をぶつけて『えんじ色~』を毎年5月に出す」ってのはあたしの活動目標でもあるんで,碓氷峠本がもう何度目だよの発行延期になったんじゃないかと.上手くなりてぇ.速く描けるようになりてぇ.まったく.出すべきモノが落ちるってのも,長いことやってればいつかは起こる事故なんだけどね.
来年はもっと良いの作りますっ!(毎年言ってる
『えんじ色の二等客車』9輌目もしくはその7,秋を迎えて君は去り(仮題)にご期待下さいっ!(爆
そして今回の話に関して・・・社会の「歯車にはなりたくねぇ」どころか「歯車にすらなれねぇ」クソがこちらです.はぃ.次回の銀河鉄道 999 は『ウラトレスのネジの山』に停まります.
ところで話は全く変わって.
車2台が衝突して片方が歩道に突っ込んで以下略という痛ましい交通事故が起こったそうだが,「双方の運転手をその場で逮捕」からの「一般的な状況に照らせばこいつは悪くない」って方を「即日釈放した」・・・・・その「釈放した」が伝えられてる.先日のネット市民の罵詈雑言も,少しは世の中を動かしたか,ね?
そういえばアニメのアレって毎回「(サブタイトル)に,停まります」なんだけど,最終回だけ「終点(サブタイトル)に,到着します」なんだよね.
似たようなそうでないような,現実の鉄道の英語案内なんかも同じような言い換えをしている例がちょろちょろある.でも途中停車駅での内容がバカ丁寧すぎるよなぁと.あれ日本語に直訳してみろや.却ってわかりにくい案内になっていないか? ・・・ってのは前にも同じようなことを書いたか.「正しい英語」であるかとかじゃなくて,「余計な言葉が多くて(特に英語を母語としない人々にとって)わかりにくいんじゃないか」という話.というのは東洋経済 online なんかでも俎上になっておりましたな.近年は SimpleEnglish も増えたけど,昨年乗ったシンカンセンは冗長だったな・・・ついでに先日,某ラーメン店で某大学教授と共に店内の英語表記の添削をやっていたバカヤロウがあたしでございます・・・ゐや,日本で生まれ育って日本の文化に理解のある自分たちは何を言わんとしているのか理解できるけど,そうでない人たちがこの「英文」読んで何を言っているのか理解できるのかなーって,そういう感じの.
対してレチさんの手動案内なんかだと先日武蔵野線に乗ったときに「北総開発鉄道はお乗り換え~」とかいう思わず吹き出すというか微笑ましいというかな案内に出会ったりしたわけだが.レチさん・・・顔は見なかったけど国鉄時代からのベテランさんとかっすか(汗)まぁそれも EC205 引退のカウントダウンは始まってるわけで,数年後には見られない光景かもしれんな.しっかし「開発」はいまだに生き残っていても「京王帝都」は鉄道マニアと「中の人」以外の口から聞いた覚えがないなぁ・・・と.
で,話は戻って.例の漫画も「同じ題材」を「違う側面」から描いたんじゃないかってのがちょろちょろあるよなーと.ゐや,多分今後のあたしも「大局的には同じような話」を時間軸や視点を変えて綴るような話が出てくるはずだから,と.
「えんじ色~」もきちんと最終列車を出すことができたなら.どんなネタを出すか,タイトルはどうするか,シリーズ当初から決めてある.まぁ当分ネタは尽きない.ハズ.逆にネタが尽きても,今の自分の力では最終列車を出せない.
脱稿直後ってコトでいつも通りの「燃え尽きかけ」になってるけど,次弾の準備は着々と進めております.10 年やっててこの程度の腕だ.長い時間をかけてでも撃ち続けるしかなかろう.
気が付くと1週間が過ぎていたりしますが,春ティア終了しました.ありがとうございました.
そして新刊を巡って「薄い本とは(哲学)」とか考えてしまったり,「よく完成させたな!」と言われてしまったり.ゐや完成させるために地道に描いてましたもの・・・ってなところで,新刊2種はいつもの COMIC ZIN でも取り扱って頂いております.今後6月までに東京・大阪・札幌のイベントに出展予定ですが,お急ぎや遠方の方はどうぞ,と.なお,手売りと ZIN では価格が異なります.異なる理由に関しては大人の事情ですお察し下さい,と.薄い本ならぬ碓氷本はこっそり「碓氷峠鉄道文化むら」内売店にも並んでそうな気がします.
ついでに「どうやって調べた」という問を頂きましたが,まぁ知ってる事柄から一次ソースや信頼できそうな近年の資料を砂金すくいよろしく拾い上げ,それを自分で理解するため,あるいは裏取りをするためにそれまで自分でも気が付いていなかったような「基礎知識」を固め・・・るためにこれまた何故か少ない資料を探し求め.その繰り返しですわな.礼文華本の改訂時と同じですわな.(学者的には)大したことはしてません.
加えて奥付に記載の通りで,書いても面白いことは何もないので省略.これまた(モノ描き的には)大したことはしてません.
ただし,昨年あたりに(いろいろ観念した)あたしが「通常サイズの」ビジネスカードを制作したこととはちょろっと関係があります.えぇ,それまではある意味「仲間内」向けのポストカード大だけでしたからね.「絵描きなら絵でアピールせんかい!」と絵が主体のポストカード大だったんだ.まぁ「通常サイズ」になっても絵が結構な主張をしているけど.
ちなみに調査には作画の数倍の時間がかかってます.まともに儲けようと思ったら販売価格を3倍にしても全く釣り合いません.しかしまぁ,何故か誰も語らないので誰かがまとめ上げないとならないわけで,というわけで.誰の役に立つのか.そんなの知らん.こと今回の本に関しては本当に真正面切って云われた.「そんなこと調べて本にして,誰が買うのか」と.えぇ,そんなもんあたしにだってわかりません.誰の,何の役にも立たない可能性も低くはないのです.そうだ,何が一億総活躍だ.あたしは活躍なんかしてやるもんか.バーカ!バーカ!
ただ・・・薄い方も,薄くない方も,書きたかったことのどれだけを詰め込めたろうかと.積み残しも結構あるような気がする.
というところで.話は全く変わって.
先日の池袋の事故,ドライバーが退院したようですな.だけどやっぱり「逮捕」はされず.まぁ「逮捕」できるような状態でなし,「逮捕」が必要な状況でなし,ってのもどちらも「真」であると思うのだが・・・「逮捕」は決して刑罰ではないとはいっても,刑罰あるいは見せしめ的に「逮捕」しまくってるのが日本の公安当局だよな? 「国民は誤解している」じゃなくて,公安が「誤解を招くようなことをぶちかましまくってる」んだっつーの.そして過失と推定されるとはいえ「違法行為」の第一当事者として警察の取調を受けている,いわば「容疑者」となったわけだが,見たところ肩書きを「容疑者」とした報道機関は読売新聞一社のみ.先日には「肩書きを決めた理由」という記事を読売新聞が公表しており,ある意味それに沿った名称変更になっているな.ただ,最後の一文,「『容疑者』=『犯罪者』のように扱われている」という言葉はそのまんまブーメランだと思うぞ.「推定無罪」の原則を先んじてぶっちぎってるのがあなた方マスメディアではないのか.
そして・・・今回「ネット市民」の盛り上がりは小さいようで.何だかんだ情報ソースや不平不満を吐き出す場が違うだけで,こういうところの特性は「世間一般」とあんまり変わらないんだなぁと.
そういえば6月に新宿店を営業終了すると告知した COMIC ZIN,秋葉の2階奥が(あたしの確認した限りでは遅くとも4月,もしかして2月頃から?)模様替えの様相を見せていたけど,今月に入って2階3階共に「これは何かでかいことやるな?」って感じになってるね.新宿がどうなってるかは見ていないけど,最後に1回行っておきますかね.
ところで新宿の物件は畳んでしまうのかというと・・・ゐや,あたしの勝手な予測では「店舗」として閉めるだけで「オフィス」としては存続するんじゃないかなぁと.
May31 追記:考えてみりゃオフィスは秋葉の4階もそうでしたね.あれ?そうすると新宿は完全に畳まれちゃう?
いろいろあって1週間近く過ぎていたりしますが,関ティア終了しました.ありがとうございました.一次創作は6月も東京に出没したり,札幌のティアに出てたりしますので.
で.
いろいろあったのです.
東京のティアが終わった直後に,執筆とイベントの終了を待っていたかのように体調不良を起こし1日ぶっ倒れるなど.症状は喉の痛みと膿性喀痰.とりあえず NSAID を突っ込んで黙らせる.
その後は咳が残るもまぁいつものこと,関ティア直前にもなれば膿性喀痰も出なくなって着実に回復に向かっていたんだけど・・・・・異常を自覚したのは,大阪からの帰りの飛行機の中.「耳抜き」ができなかったのだ.なんか耳管狭窄起こしていたようで.風邪様症状も収まりつつあり,鼻水も出ないのに何で?と思いつつ「鼻をつまんで鼻腔内の圧力を上げる」力技で,右耳だけは「ゴボッ」という音と共に開通.えー,どう見ても副鼻腔炎が悪化したような・・・何で? ついでに左耳は何をやっても開通せず,新千歳に降りるまで大変な苦痛を強いられたのであった.
で,翌日からほぼ1週間丸ごとぶっ倒れておりましたと.悪寒,膿性喀痰,膿性鼻汁,全身倦怠感および各所疼痛,食欲不振.薬は?と問われれば・・・迷い無く「麻黄附子細辛湯,プラスして cefcapene か何か」・・・と.どっちも手許にはないんだけど.というわけで長引いておりましたというか,長引いておりますというか.イベントが終わるのを待っていたかのようにぶり返して,しかもほぼ1週間ぶっ倒れってどういうことだと.ちなみに今日現在でどういう状況かというと・・・ようやくまともに PC の前に座れるようになった,外出は都市区画ワンブロック歩くだけで辛いという程度の体調不良.まぁつまり,「病院に行ったら?」以前,「その病院に行くだけの力が無ぇんだよ」状態.
まぁなんとか回復傾向ですが・・・ゐやぁ,酷い目に遭った.まだ完調ではないし,終わってないけど.
酷い目に遭ったといえば,2ヶ月ほど前に論議を呼んだ「ブラクラとすら呼べない何か」の件,不起訴になったそうですな.まぁ当たり前ですわぁなというか・・・実状を掘ってみると「犯罪嫌疑があるんだけど世間がうるせぇから起訴やめるわ」的なんだよなぁ.そもそも警察や検察の人々って,誤認逮捕を認めたとか,怪しい案件を冤罪であると立証したとか,そういうことに対して何も得るモノが無いというか,下手するとペナルティしか喰らわないんじゃないか,ってのがなぁ.無理スジであろうとも通さなければならないってんじゃ,そりゃあ制度も歪みますわな.対して罪に問うことに賛成する声もちょろちょろ聞こえていたというのも気になるところで.IT に関する知識不足やら,不寛容やら,そういうのが見え隠れしてなんだかなぁと.
知識不足といえば先月の池袋の事故,運転手に「免許取り消し」の処分が下ったそうだけど,なんか荒れてるね.「それだけかよ!」と.えーと・・・・・余計な言葉を呑み込めば「ご安心下さい」です.自動車事故では「刑事」「民事」「行政」の3つの責任が問われ,今回処分が下ったのは「行政」的責任,しかも「最も重い処分」です.これから更に「刑事」「民事」的責任が問われますので,イキって もとい義憤の収まらない方々は「今後もご期待下さい」となります.なんだけど,気になるのは「免許取り消し」っつっても中身は何段階にも分かれていたはずなんだけど,どこにあたるのかなーと.いずれにしても「再取得」はあり得ないだろうけど.ただ,社会的な利益として最も重要なのは運転手に重罰を科すことではなく,「何があったのか」の詳細解明だぞ?
そして川崎の通り魔事件,「速報・犯人の家にテレビとゲーム機が」とかいう「そりゃあ大変だ,電子レンジや冷蔵庫もあったに違いない」としか返しようのないしょーもないことをさもスクープのように報じたり(それ以前に出回ってるその映像がでっちあげじゃないようだって方がびっくりだよ),「殺人事件等を扱った雑誌が2冊」とか「まさか『Murder Caseb○○k』じゃあるめぇなぁ?」とツッコミ入れたくなる件とか・・・ってか2冊って何だよと.あたしも何かやらかしたら万単位の件数がある書庫からわざわざ特定傾向の本を掘り出されて「○○な本が5冊も!」とか報じられたりするのか? するんだろうなぁ.宮崎某の時代からマスメディアのこの辺の姿勢はさほど変わっていないようだし.何というかこういうのが起こる度に「異常者の犯行」と「思いたがる」傾向があるようだけど,そんなことないだろ? 大抵は「何らかの事由が積み重なった挙げ句に進退窮まった普通の人」じゃないのかね? 今回の報道も裏を返せば,この程度のことしか報じられないほど捜査機関側が動機に繋がるような手がかりを掴むことができていない,と.それはつまり「わかりやすい手がかりを持った者=異常者の犯行」とは言い切れない,ということでもあるわけで.宮崎某の場合は伝え聞く限り確かに「どこかネジの飛んだ人」だったけど.
そして何だかこの件は事件直後に罵声がいろいろ聞こえた気がするんだけど・・・犯行を擁護する気はない,だけど背景もわからないうちから犯人に対して罵声を浴びせたりするのは違うだろうと.あるいは罵声を浴びせたあなたは何かに追い詰められて某かの犯罪に及ぶ可能性など考えられないほど恵まれていると? そうであれば羨ましい限りですわ.あたしですか.まぁあたしも犯罪に走るほど追い詰められてはいないけどね.追い詰められてもそういうことはしたくないけどね.でも恵まれてもいないかなぁと.ともあれ,詳しいことがわからないウチからできることはただひとつ「被害に遭われた方に心からのお見舞いを」だけではないのかと.
ついでに「何故こうなったのか」もわからんうちから「再発防止のために」とか,茶番・・・は言い過ぎとしても「休むに似たり」ではないのかと.関係ないようなあるようなところで「集団登下校は却って危険率上げてないか?」とあたしは以前から唱えている.特に小学生の列は軽トラックを吸い寄せる謎の磁場を発しているんじゃないかという疑いまで持っているぞ.
茶々入れはここまでとして,今回の件であたしが一番感じたのは「こういう場面に出くわしたときに実戦で使える救護措置技術を身に付けたいなぁ」と.えー,まぁ一応そういう職種ではあるような気がするし,机上である程度学んではいるけれど,そっちが専門な訳でもなければきちんとした訓練を受けたこともない.っつーか日本の場合,(それが適切な処置であったとしても)下手に手を出すと逆に責任を問われる可能性があったりするからなぁ,その辺からなんとか・・・
そして碓氷峠の重要文化財に落書きっすか.場所も文面で説明されているけど,写真を見ただけで瞬時にどこか特定できるわ.立入禁止の看板を立てるなど~っつっても,今までも「入るなよ?」ってポーズは示していたでしょや.一応,柵は立ってたわけだし.まぁともあれ,立ち入りはともかく(本当は立ち入りもダメだろうが)破壊行為は完全アウトだよなぁと.どうやって修復・補修するかってのも頭の痛いところだけど(落書きを消すだけなら簡単だがそこだけ綺麗になってしまう),犯人を捕まえるのも難しそうだな~っつってたらネット上に類似画像が転がってましたって・・・そういう世の中か.いろんな意味で頭が痛いな.