小幌駅ノート管理記録 の 古い記事 (2016年度)
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おはようございます.快晴の朝です.やっぱこの時期は良いねぇ.
コンテナは異状もなく・・・と言いたいトコロなんだけど,ポロッとフタが外れちまいました.壊れた? と一瞬焦るも,よーく見てみるとどうやら最初からこういう構造だったらしい・・・・・そうだっけ?
まぁともあれ,しばらく開放して虫干し.
ノートや観光案内には特に異状ないんだけど,んー?と思ったのがこちらの居候その1.記念撮影用の巨大入場券.月のシールを貼り替えた際に日付シールの数が足りないような気がして並べてみると・・・・・うん,明らかに足りない.11 日とか 22 日とか作れないじゃないですか.この後近くで「1」と「6」を1枚ずつ発見したけど,それでも「2」は何処・・・
世の中には様々な公開情報を組み合わせて独自にダイヤグラムを描いて公開している人がいて.それをまたここに仕込みに来る人がいて.
というわけで,「居候その2」は3月のダイヤ改定版に差し替えられてました.
さて.駅周辺.「とうとうこんなんなっちまったな」というかなんというか・・・今後どんな方向に転ぶとしても,ムーブメントはまだ始まったばかりです.それにしても「列車に関するお問い合わせ先」と「駅に関するお問い合わせ先」かぁ.
地味に新しくなっているような・・・ってか「駅に関するお問い合わせ先」が豊浦町役場なのに,ここは今まで通りに長万部駅が出て来るんだな? な?
こちらもこっそり新しくなり.
こちらもこっそり新しくなり.杭看板が立ちましたな.
こちらもこっそり新しくなり・・・って,こっそり杭看板が増えてるし.
この場所は相変わらず杭看板が立ってます.
「いいか?入るなよ? 絶対に入るなよ!?」
さて,もうひとつ気になる場所が北側保線小屋の手前なんだけど,現在の様子を確認する前にロープが張られた当初の様子を再確認してみましょう.最初はこうでした.
何があったのか,すぐにこうなりました.2枚のうち片方の文言が変わっています.これは,無視できないポイントです!
そしてこちらが現在の様子.やっぱり注意書きが新しくなってますが,ロープがある割に杭看板が立ってません.
そう,これは重要なファクターだ!
別の角度からもう1枚.
んんーっ?
どーん!
「線路内は」立入禁止.
そしてその奥にある「鉄道用地内につき立入禁止」
つまりはまぁ,そういうことだと理解した.
場所を変えて文太郎浜.おおっ,これは.
昨秋の高波で持って行かれた看板の代わりのモノが立ちました・・・が,なんか応急的な感じがしますなっつーか,浜に降りるには相変わらずだなっつーか・・・ゐや,降り口は侵食で少し緩くなった感じもするかな?
駅からちょっと離れた山中で,オーパーツ的に藪に埋もれた大型車輌用のタイヤ(画面上方)と,露出した埋設ケーブルを発見.
近くにもう1本タイヤが埋まっていたんだけど,そもそもタイヤを不法投棄しに来れる場所じゃないんだよねぇ,ここ.ついでに埋設ケーブルをここに這わせる理由も,少なくとも現状においては理解できない場所.タイヤって刻印を見ればどの時期のモノかわかるんだけど,大型車輌用のものだからか,古い時代のモノだからか,手がかりを得ることができませんでした.ただ推測することはできるわけで・・・これ,「小幌信号場」時代の遺構じゃないかなぁと.そう推測するといくらか腑に落ちる点はあるので.
こんなあたしでもまだまだ知らない「小幌」があるのです.
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いい感じの朝です.気温は6度.昼間に合わせたちと舐めた格好でやってきたので少々肌寒くはありますが,まぁ問題のあるほどではなく.あ,汽車で来ましたよ,今回は.帰りも汽車ですよ.微力ではありますが JR の売上に貢献しませんと.
ともあれ,5月の連休を過ぎるといきなり様相の変わる小幌駅なのです.この写真じゃわかりにくいかな.
これならどうだ.1日 に写真を貼った「マムシ注意」の看板の奥の様相.なんとなーく海が見えるほど見通しの良かったモノがこの通り.この地に限らずだけど,こいつが凄い勢いで成長して簡単に2メートル越えるんだよねー.どこから栄養得てるんですかねぇ.ゐやまぁ土とか光合成なんだけど.
駅ノートは見たところ異状ないのでこれで終了.
ときに「6冊目と7冊目の謄本はどこ行った」という指摘がありましたが,有り体に言えば管理人の怠慢により作成しておりませぬ.いずれ・・・いずれ・・・
さて,駅周辺.
前回掲載し忘れたけど「3月に沢の中に落ちていたゴミ 」は前回訪問時に回収しました.
踏切脇の立て看板.ボールペン・・・? 錆び付いて汚くなっていたこともあり,ゴミとして回収しました.
立て看板といえば,同じように見えてちょっとずつ違うんですねぇ.まずは踏切脇のそれ.ネジ止めです.
次いで礼文華山トンネルの上.やっぱりネジ止めです.
長万部方面ホーム脇.上側にコーススレッド用の穴があるけど,それとは別に穴を開けて針金で止めてあります.汽車が来るとぐわんぐわん揺れます.
静狩第二閉塞中継信号奥.針金です.こうしてみるとネジでも針金でも下の穴は共通,上は針金留めの時は別に穴を開ける感じなんですねぇ.どういう使い分けでネジと針金になっているのかは謎ですが.
して,トイレ周辺と,
長万部方面ホーム付近のイタドリが草刈機でヒャッハーされております.うーん,何の意図が.
ともあれ一番列車を待ちながら,谷あいの駅で朝食を.
というところで来ましたよ.小幌駅最凶の脅威が.木の電柱の上です.あいつらがここに陣取るときは,確実に荷物を狙ってます.「いやボク何も知りませんよ」というツラしてやがりますが,確実に隙を狙ってます.
・・・で,恥ずかしながら初めて不覚を取りました.普段ならこの界隈に飛んでくればぎゃーぎゃー鳴き,荷物から離れる素振りを見せなければ諦めて飛び去って行くんですが,今朝のこいつは違いました.気が付けばそこにいる.一切の物音を立てない.ひたすら粘り強くこちらの隙を狙っている.
焼けるまでの間,ちょっと周囲のゴミ拾いをしていたんですよ.荷物から離れたのは距離にして5メートル.目を離したのはモノの5秒から 10 秒.その間に音もなくあたしの朝飯の一部をかっさらっていきました.しかもしばらくしたらまた戻ってきてまーた狙ってる.しかも距離が近いという大胆さ.っつーか集めたゴミを漁られまして.
「今なら頂点に達した『むかつきゲージ』が生み出す『目からビーム』であいつを射殺せそうな気がする」 ・・・なんだけど,こいつら「鳥獣保護法」ってのが以下略で,下手に毒餌とか喰わせると却って面倒なことになるんですよねぇ.何とかしたいんだけど,ゐやゐや.年々凶悪化して行くわ.お客様の中に『法で裁けないなら俺が裁く』という方はいらっしゃいませんかー.
ちなみに集めて持ち帰ったゴミは 25L 袋ふたつ.最終的には分別して,札幌市の有料ゴミ袋 20L ひとつ分と,その他にまとまりました.ゐやはや.
ゴミ拾いの際にしばらく見かけなかった看板を再発見.ちなみに消防法の規定だと屋外で火気を扱う際は可燃物から1メートル以上離すこと,だったかな? そういえば最近は上越線土合駅の待合室が「中で火気を使う奴が云々」ってことで閉鎖されてしまったとか.屋内で裸火は論外としても,ちゃんとした燃焼器具を利用してもダメか?ってのは甘いんですかねぇ・・・?
ゐや,ガソリンバーナーみたいに「ちゃんとした燃焼器具」ではあっても屋内で使用することが躊躇われるブツもあるにはありますが.
おまけ.隅田川発札幌行き「最速」3057 列車に積載された UM9A コンテナ .あたしも大昔に東京から札幌へ転地した際にお世話になりました.
日通「この荷物の量だと5トン・・・」
雅美「おたく2トンコンテナ持ってるの知ってるよ!それに積める量だけで後は置いていって良いから!」
結果,鳥の会社にデビューしたばかりの2トンコンテナを持ってこさせ,4トントラックを持ってくるとした猫の会社の 2/3 の料金になりました.はぃ.だって猫の会社,トラックで札幌行って帰りは空だとかヌカすんだもん.しかもその分の料金もあたし持ちなんでしょ?冗談じゃないよねぇ.鉄道貨物強し!
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Jun17(Fri) から Jun19(Sun) にかけて,駅ノートコンテナの水没事故があったとの報告を受けました.駅ノートの謄本や観光案内が完全に水没したなか,駅ノート「はっさつめ」は濡れないように防水袋に入っていたとのことで,まずは応急処置を行って下さった方に感謝申し上げます.
同時に,今後の事故防止のために,水没時の詳しい状況をご存知の方を探しております.トップページ 一番下に記載の Twitter アカウントやメールアドレスまでご一報頂ければ倖いです.単にコンテナのフタが閉まっていなかったのではなく,コンテナの気密性が十分でなかった疑惑というものが持ち上がっております故・・・
現在,駅ノートコンテナの中は「はっさつめ」と巨大入場券以外は濡損のためコンテナからは取り除かれ,手許で修復作業中です.近日中に駅ノート謄本や観光案内を元に戻しに行く予定です.
こんなことは初めてだというか,やっぱり厳しい環境だねー(汗
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いつもの仕事上がりからの急襲です.休みの少ない職種でねぇ・・・しかし3月のダイヤ改定で,仕事上がりから急襲した場合の滞在時間が1時間から2時間に増えてじっくりお仕事ができるようになりまして.ついでに 15 時のチラ見コースでやってきて,17 時までたっぷり楽しむという方もちょろちょろいらっしゃるようで.11 時台の汽車が消えたのは大打撃だけど,悪いことばかりでもないのかなぁと.
ちなみにこの日は「夜のチラ見コース」に1名様のご案内でした.
さて,この日のお仕事の本命.先般のコンテナ内部水没事故に伴うコンテナ交換です.以前にコンテナのフタがポロッと取れてしまったということから「そもそもコンテナの気密性が失われているのではないか」というわけで,コンテナの交換を決断しまして.てわけで左が現役,右が同型の新品.フタのヒンジ部分に御注目・・・現役品は一見破損はないんだけど,変形してしまってます.それでフタを開けただけでポロッと取れてしまったんですね.ポロッと取れてしまうってことは,きちんと直したつもりでも片方のヒンジがはまらないまま「これで良し」としてしまう迂闊者が出てきても全くおかしくないわけで.「フタはちゃんと閉めておくんなまし」という注意喚起では防げない事故でございます.
そしてこのコンテナ・・・具体的にはアイリスオーヤマの「密閉フードストッカー MFS-10 」なんですけどね,ヒンジ部分とバックル部分,つまるところ「短辺」の方はちゃんとパッキンが密着してくれてるんだけど,「長辺」の部分が少し浮いた感じでそのあたりの気密性が悪いみたいなのね.それで昨秋の水滴事件 に繋がったわけで.その後いろいろあって元々のパッキンに更にすき間テープを貼り付けることでようやく解決したんだけど,今度はヒンジ部分にテンションかかるようになっちゃって.なんとなーく気にはなっていたんだけど,やっぱり良くなかったんだねぇ.新品と現役品を並べてみると,現役の方はヒンジ部分がストレスによる変形起こしてました.折れたりクラックが入ったりするまでは行ってなかったけど.ってわけで現役品のフタからパッキンを外し,ヒンジ部分のすき間テープを除去.これを新品のフタに移植して,現役のフタと新品のフタを交換.うん,文字で書くとわかりにくいな?
まぁ簡単に書くと,フタを新しいモノに交換しました,ってことですよ.昨秋まで採用していたコンパクト版,アイリスオーヤマの「密閉フードストッカー MFS-4 」では細工なしてもきちんと気密性は保たれていたんだけどなー.
なお,先日 Jun17~Jun19 にかけて水没事故が起きたと書きましたが,その後の情報によると Jun12 頃の週末にも既に水が溜まっていたとか.
「濡損していたよー」ってことであたしの手元に届けられていた駅ノートの謄本や観光案内は,乾かしたり,一部ページを刷り直して再製本したり,完全に作り直したり,まぁそんな感じで元に戻します.ところで駅ノートにカバーを掛けて下さった方がいらっしゃったようですね.
ところでこのノートのカバー,若干小さいというか背厚を考慮しないカバーのようで,表紙/裏表紙が曲がってしまってます.発想自体は「なるほど」なのですが,これを使い続けるかどうかは・・・考えさせて下さい.
駅ノートの末尾に写真が数枚挟まっていました.これはそのうちの1枚.拙著にて「礼文華小幌の最果てにある滝」と称したそれですね,これは.
5月にチカプセトゥシ方面へ行ってきた人がいるという話は耳にしていたけど,どうやら本当に行ってきたんですねー.よく行くわー,とあたしが言うなと.ゐや,あそこは潮やらなんやらの関係で,訪れることができるのは週末にして年に2~3回だけなんですよ.そして毎年あたしの忙しい/疲労で死んでる時期に重なり,ここ数年は行きたい行きたいと言いつつ全く足の届かない場所になっているという.
ところでこの滝の更に先,ノフコッサの岬か?というところまで歩けたということですが・・・あたしも先人も,この滝の少し先から進むことができていません.地形が変わりましたかね? ましてイコリ岬が見えるほどの先までなんて・・・
コンテナ内にこんなのが入ってました.
裏面.そっか,あたしが普段使っているのがバックカントリー登山用のザックなんでカラビナ的なもので開かないように守っているけど,普通のデイバッグは安全ピン的なものじゃないとダメなんだね.
ちなみに,経験上あいつらは意外に諦めが早いです.少し漁って「ビニールが出てこなければ」すぐに諦めて去っていきます.まぁそれでも荷物は荒らしますが.ビニールが出てくると喜んで漁ります.食品も透明の袋などの場合はつつきますが,アルミパウチの場合は食品と認識しないのか何なのか,平気なようです.
てわけでコンテナを元に戻します.ついでに周囲の草を少し薙ぎ払い.隣に置いてある土偶のようなオブジェは某知人が近隣山中で発掘したという何か.電気関係の何かであることは間違いないんだけど,それが何なのかはよくわからないという・・・とりあえず小幌信号場時代の遺構なんだろうなぁというところまではわかるんだけど.
さて,駅周辺.
いいか,入るなよ? 絶対に入るなよ!? ・・・なんかきれーに草が刈られて道が作られてますねー.しかし良い写真を撮りたいならもう1段上に登らないとダメです.
こちらは駅トイレ.先月までは扉の無い方は灯りが点くけど,扉のある方は玉切れという皮肉な状況だったんだけど・・・そんなら電球入れ換えてやるかと思いきや,いつの間にか両方点くように.そして置かれた電球の空箱.どなたかが換えて下さったようで.
ってか今時白熱球なんてよく手に入りましたね.某家電量販店では豆球しか置いてませんでしたよ.ついでにあたしの御用達の昼白色蛍光管も.近所の淀橋写真機店(仮名)なんですけどね.
扉の無い方の区画にはこんな張り紙が.「離れないようにしましょう」じゃなくて「離れちゃダメ」です.連中は意外に大胆です.
荷物を荒らされることも問題だけど,最大の問題は連中に餌を与えてしまうこと,そして「ここに来れば餌があるかもしれない」と思わせてしまうことが真の問題なんだよね・・・
長万部行き方面ホームにまで.まぁ実際,マムシよりもこっちの方が問題なんだよね.
そして究極的なことを言えば,避難小屋が欲しいよねと.悪天候時に逃げ込めて,荷物を置いてもカラスに荒らされる心配がなくて,ついでに駅ノートも置けるという.
あたしもいろいろあって「あー,駅前の土地を借りるか買うかして小さなカフェでも建てて,1日に1人来るかどうかという客を相手にするような生活がしたいなー」とかいう妄言が口をついて出てくるこの頃なわけですよ.
今日のゴミ拾い.やけに重いなーと思えば未開封じゃないですか.2016.08.06 という刻印が打ってあります.どうやらまだいけそうです・・・?
ちなみにホームが濡れていることからわかるとおり,雨が降っています.そして夏至近いとは言え夕暮れ時.駅からは離れられませんでした・・・休みの少ない業界と,天候と,その他諸々を恨みつつ.
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チラ見コースで来てみました.昨夏のような賑わいではないものの,そこそこの賑わい.警備氏もおらずに,まぁそれなりにのびのびと.
ほとんどの人はそそくさと反対側のホームに移って帰りの汽車を待つだけだしで,なんというか・・・もったいないよと.まぁ離れると蚊が出たり,変なトコ入るとダニに付かれたりするからねぇ.
こちら,チラ見コースの帰りの汽車.以前は2輌編成だったのが,単行になってます.
このあたりを走る汽車をよーく見てみると,確かに JR の言うとおりに旧式のキハ 40 の運用が減ってるみたいに見えますね・・・2輌編成で来てたのが単行になったり,来る汽車来る汽車,写真に映ってるようなキハ 150 だったり.そもそも「40 に代わる新型を造るんだけど,それより前に 40 がダメになっとるー!」という説明をしていたような気もするんだけど,新型というのは本当に出てくるのか・・・? 窓が全開にできるような奴を期待したいなぁと個人的に.
さて,駅ノートコンテナ周辺.草が刈られてます.ここから観音までの道を整備している礼文華のいつもの人か,はたまた駅を管理する豊浦町の手によるものか.いずれにしてもありがたいことです.素人装備ではやっぱり大したことはできなくてねぇ.
一方,先月に新調した駅ノートコンテナのフタ.どうなったかというと・・・結構簡単に外れるようになってしまい,ついでにヒンジ部分はやっぱり応力がかかったことを示す変色を起こしているのでした.この型のコンテナはダメってコトですか.特に中がどうにかなっているということはないのですが・・・
しかし小型コンテナだと記念撮影用の巨大入場券が入らなくてね・・・対して巨大入場券は人気があるってのはチラ見コースの人々を見てればわかるからして・・・どーするかねぇ.中身見えなくなるけど密閉バックルコンテナを試してみるか,はたまた人も少なくなってきたし「隠し持って持ち去れないように」大きくした記念入場券の小型化を依頼するか.ねぇ.
たまにはオアラピヌイの浜の方に降りてみましょうというわけで・・・えーと,上のハシゴって昨年までは木のやつだけだったよねぇ? 前からあったっけか?
昨年崩れて「真っ直ぐ行くと落っこちるわけか・・・」となっていたところは草が生えて,現在の順路の方に道が開けるようになりました.
が,その先が冗談がきつい.元々道がふたつに分かれたようになっていて,片側は崖すれすれ,もう片側は非常に歩きにくい・・・って感じになっていたあたりだと思うけど,また崩れたのか本当に「滑ったら落ちるよ」状態に.逆にここから真っ直ぐロープを下ろせば降りられないかなぁなんてコトも考えるんだけど・・・元々が崩れた斜面だからみんな浮き石でねぇ.
最後のアプローチ部分は写真奥の部分もろともまたも崩落.以前よりは登り返すの楽になったかなぁと思いつつも・・・まぁひどい場所であることは変わらず.
斜面の全景.昨年比だと画面手前の部分が大きく崩れたのがおわかり頂けるかと.どちらにしても崩れやすい斜面でねぇ・・・
崩れたといえば,昨年の高波で崩れた美利加浜の築堤.落っこちたコンクリートブロックが思いっきり波被ってるけど,こんなに波打ち際に近かったっけ? 上からも崩れたし,全体的に海側に流れた? それとも単に満潮だから?
こちらは文太郎浜に降りる斜面.近年数を増やしているオオウバユリの花ですかね.そう,花が終わるとちょっと不気味な感じの「信号灯の擬態」みたいになるやつ.
ときに文太郎浜の波打ち際に降りるルートは・・・どうすれば良いんでしょうねぇ,あれ.右か左かをスロープ状に上手く崩すか,ハシゴみたいなのでもかけてやるか・・・
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霧ですね.見事なまでに.夏のこのあたりって霧が出やすいんですよねー.しかも日当たりや風向きで一気に晴れたりするからこれまた.
2~3日前に大雨も降ったので沢も増水してます.そういえば珍しく駅で蛇を見ましたわ.模様からしてマムシじゃないけど.夏になると時々見かけるなんとかヘビっつー名前のトカゲの仲間でもなくて,まんまヘビ.まぁどうでも良い話ですか.
さって1週間ほど前に来たばかりで特に変わったことも・・・って,フタがちゃんと閉まっとらんやーん! きちんと閉めておくんなましっつーか,開けたら閉める!きっちり閉める!
そのほかは・・・まぁ変わったこともなく.
巨大入場券.「月」のシールはその月に一番最初に来た人に貼り替えの使命が与えられるようになっているそうで.そういうわけで「-7」をひっぺがして「-8」に貼り替え・・・と思ったら「-7」の下から「-6」が出てきましたよっと.どーりでなんだか感触が厚いと思った.両方ともひっぺがして地に「-8」を貼り付け.
ついでに日付シールも今日の日付にしておきましょう.後で人が来るかどうかは知らんけど.ゐや,実際に午後の滞在コースで何名様かいらっしゃったようですが・・・というのは後から知った話で.
さて,駅周辺.
線路のど真ん中に見事な育ちよう.まぁこれ以上の高さには育ちようがないのでしょうが.理由は自明で・・・駅はこんなんでも本州と北の大地を結ぶ物流街道ですからねぇ.それはもぉ貨物列車がばしばしと.本数では負けるけど旅客特急がそれなりに.ローカル列車? あぁ・・・時々走ってるね.
周辺というには遠いけど,駅から歩いて行ける,とある場所.
昨年 12 月 に「あちゃー,これ羆の爪痕だなぁ」と紹介した倒木に新たな傷跡が増えているというので見に行ってみると・・・・・・・えーと,昨年の写真と見比べると確かに傷跡が増えてます.右側の樹の奥の方のがそれですね.真新しい傷ではないけど,はてさていつ付けられたモノやら.同じく右側の樹,小さな新しい傷がありますが,これは登山者が踏みつけた跡かなー.
あ,駅から海岸に続く道とは違う道です.だいじょーぶです.でも「何が」とは訊かないでください.
今日のゴミ拾い.日が変われば違うゴミが落ちているというか,違うゴミが視界に入って来るというか.
っつーかコーヒーの缶! 潰そうと思ってフタを開けたら中からタバコの吸い殻が! そこいらへんにポイポイ捨てるのは山火事防止の観点からももちろん良しとはしないが,こういうモノを灰皿代わりにするのもリサイクル時に厄介なことになるからあまり歓迎はされんぞ・・・あまつさえその缶はポイ捨てかよという.
それ以上に見つけたときに怖気が走ったのが左端の OD 缶.具体的には EPI の寒冷地用.平たく言えば液化プロパンガスの入っていた缶.これほど処分に困るゴミがありますかいな.振るとちゃぷちゃぷ音がするんでまさかの中身入りかと思えば,とっくに朽ちて穴が空き,中身は雨水か何かでしたが・・・ここでキャンプ張るのは良いよ,キャンパーのルールとして持って帰れよ!
そして「マムシに注意」・・・どこかから外れた奴がまだいたんですね・・・まぁあっちこっちに張ってあったからなぁ.
で,この後は徒歩で脱出,午後に改めて汽車で来る予定だったので,とりあえず手持ちの袋にゴミを詰め,カラスに漁られないようにトイレに隠して駅を脱出.午後の汽車で持ち出す予定だったんだけど,いろいろあって午後の汽車に乗り遅れ,駅点検に行っていた豊浦町の職員氏に回収してもらうよう手を回すことになったり.ご面倒をおかけしまして・・・くそう,ドジっ娘ゆーな!
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ちょっと間があいてしまいましたが,今日もやってきましたよっと.
時間帯によっては大混雑になることもありますが,それ以外の時間帯はほれこの通り.これがこの後ものすごいことになります・・・
件の謎オブジェが半分コンテナの付属品みたいになってます.まぁ上に重石が載って困ることは多分無いので.
コンテナの中身は特に異状なく.以前とボールペンの取り揃えが違うような気がするなぁとか,まぁそういうのはあまり気にしない.観光案内の持ち去りもないしね.ついでに何故か薄い本 の寄贈が・・・とりあえずこれはこれとして置いておくとして,それはそれで傷まないような何かを考えなければならないような.
そうそう,除湿剤が満水になっているという報告を受けていたのでした.新しいモノを持ってきたので入れ換えます.
さて,駅周辺.
駅が豊浦町管理に移り,まず最初にここが変わりました.トイレの改修.
前々から「やるよ!」という話は耳に挟んでおりましたが,なんだか8月に凄い勢いで改修工事を行ったようで.
もちろん中も綺麗に・・・・・・・ご覧頂いての通りです.ちなみに使われないと分解用の菌がダメになっちまうとかで,積極的に利用して欲しいと豊浦町役場方面からの声が聞こえた気がするので,みんな積極的に使いましょう.ゐや,今日のあたしは使いませんでしたが・・・
今年も台風だ高波だと大騒ぎのこのあたり.となれば気になるのはやっぱりオアラピヌイ/美利加浜方面の道なんだけど・・・とりあえず大きく変わったことはありませんでしたかね.「相変わらずひどい」という意味ですが.ついでにここのロープって前から切れてたっけ・・・?
場所は移って岩屋観音.今日はちょうど年に一度の有珠・善光寺の岩屋観音の祭の日で,僧侶や檀家さん方が朝一の汽車で入ってきてました.写真ではわかりにくいですが,洞窟の中も灯りが点ってます.
そしてこちらはどこぞのカメラ.その砲口の向くところの沢の上の方からは何やら団体さんが.こちら,豊浦町が仕掛けた札幌発着のモニターツアーの方々と,それを取材に来たクルーだそうで.
ちなみにこの札幌発着モニターツアー,昨年同様に瞬殺だったそうで.
いろいろ賑やかなことになってますが,こちらさん方がまとめて駅に戻り,更に「チラ見コース」の方々が加わると・・・
こうなるわけです.とはいえ警備氏や,様子を見に来た JR 職員を含めても昨年のピーク時と同じくらい.まぁそんなもんでしょうと言いたいトコロなんだけど,「チラ見コース」のお帰りは昨年まで2輌編成でやってきてたのが今年から単行になりました.さて乗りきるのかというと・・・まぁなんとか.そして「チラ見コース」が去るとまた静寂が戻って来るというのも,もはやパターンです.午後の一時だけ,人が溢れる不思議な駅.
町でこんなボード作ったそうで,モニターツアー参加者向けに記念撮影なんぞやっておりました.
ちなみに写っておられるのは豊浦町長・村井洋一氏その人である.
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この日はちょっと番外.
豊浦町の Page でも触れられました が,札幌市の宮内博志氏の呼びかけで簡単な掃除やゴミ拾いを行いました.参加者は主催にあたしを含めて3人という・・・盛り上がらないと言えば盛り上がらない,場所を考えれば丁度良い人数と言われればその通りかもしれない,そんな人数で.
それにしても,あたしも目に付いたゴミはその都度拾っているつもりなんですが,やろうと思うといろいろ落ちてるもんですねー.
長万部方面行き線路脇のあそこ.昨年に人が増えてからガタガタいうことが度々あったところ,鎹(かすがい) が打たれました.
紫外線たっぷり浴びますからねーというわけで,割れが発生してしまいました.駅ノートコンテナや,中のノートケースもこれまでに何度か交換を余儀なくされてますからねー.
とりあえず手持ちの透明テープで補修を・・・と思ったんだけど,この日は忘れてきてしまいました.また行ったときにやりましょう.破損している件に関しては当局に通知済みなので,そのうちバージョンアップしたりするのかもしないのかも.
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紅葉がいい感じになってきましたが,10 月に入ってから訪れる人がめっきり減ったようです.この前日には初雪も降り,一時うっすらと積もりました.
そしていつもの写真と画角やら縦横比やらが違うのはどうしてかと申しますと・・・何をどうしたコトやら,いつもの一眼を持ってきたのにバッテリーだけ忘れて来るという失態を冒しまして.仕方がないのでサブのコンパクトカメラで撮ってるからなんですね.ちなみにいつもの定点観測は APS-C サイズ機に f=10mm の超広角を使ってます.
さーって駅ノートは・・・・・えーと,なんで温湿度計が外に放り出されてるんでしょう.きちんとしまっておくんなまし.
中身に関しても特に異状なく.ノートも9月までの勢いが続けばそろそろ交換かなーと思ってたんだけど,10 月に入って急激に勢いが衰えたので「8冊目」でまだまだ戦うことになりそうです.
さてさて駅周辺.トンネル脇のリレーボックスに,保線の人が書いたのでしょうか.ここは「新辺加牛トンネル」のハズなんですが,歴史的経緯なんかも考えるとなかなかに味わい深い記述で.
こちらはお隣の幌内トンネル.汚れたところに指で「幌内出口」と書いてあるのがおわかり頂けるであろうか.
例の崖.また崩れました.が,これまでは画面左手のロープをよじ登らなければならなかったところ,崩落のおかげで画面中央付近から登るための足がかりができ,却って登りやすくなったような気も.まぁいずれにしても相変わらずいろんなモノを要求される場所ではあります.
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今日も番外的な話になります.
いろいろ資料を再点検したり,現地での状況証拠から,拙著『礼文華観光案内(ちょい+) 』中の「ふたつの礼文華峠信号場」章に記述した構内配線図は事実と違うようだぞ?という話です.大体のところはこちらにダラダラと書いてあります ので,興味と時間のある方は適当に目を通して頂ければと.
きちんとした資料としてはいずれまとめます.いずれ・・・いずれ・・・(小声)
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何故か週末を1日外してやってくるワタクシでございます.そして今回はいつもの機材でございます.はぃ.
雪解けで沢が増水している様などもいとをかし.この時期は積もっては消えてを何回か繰り返すのですよ.
駅ノートコンテナ.特に異状もなく・・・と言いたいトコロなんですが,蓋がちゃんと閉まってませんでした.閉まっていなかったというか,開けた際に蓋がポロリといっちまって元に戻せなくなってしまった・・・というのがどうやら正確そう.どうもこの大型コンテナは蓋がポロリと行く仕様みたいで・・・ポロリは NHK の教育番組だけで十分だっちゅーの.ともあれ,やはり何か対策を考えましょう.
そしてそろそろいっぱいになりそうな駅ノートの「次の分」の寄贈を頂きましたが,こちらも「9冊目」への更新時期を伺っているところでして・・・今度の週末あたりに交換かなぁと考えているところで.寄贈いただいた駅ノートは,お気持ちとして有り難く頂戴いたします.いつかどこかの駅のノートとして,再利用させて頂こうかと.
さてこちら.幌内隧道脇.前回と変わったところがあります.
そう「電磁開閉器」が新しくなりました.幌内の他にも新辺加牛,礼文華山,新礼文華山全ての坑口脇に同じモノが設置されているのですが,全て新しくなっていました.とりわけ幌内隧道脇のそれは素人目から見ても「なんかすごい唸りを上げてるけど大丈夫なのか?」という状態でして・・・しかも最近ではなく,大分前から.ここを訪れた電気屋の方も「あれは大丈夫な音じゃない」と大分前に指摘されておりましたが,遂に新しくなりましたよっと.でも相変わらず幌内隧道の脇だけはわずかな唸りを上げているようで・・・何なんだろ.
今日のゴミ拾い.えーっとこれは・・・ドリルビット? しかも朽ちてます.
朽ちモノといえば駅周辺を探索すると犬釘やら,レールを固定するためのバネやらがよく落ちてますが,この手のモノは・・・あぁそういえばレールの固定ボルトをアレするのにぴったりなレンチを拾ったことがあったっけ.保線の人が忘れていったんだろうというころで保線小屋の前に置いておいたらいつの間にか回収されていたので,こいつもとりあえず保線小屋の前にでも置いておきましょうか.
ちなみにこれまでの小幌駅での最も困った拾いモノは「携帯電話」でした.6年ほど前の話です.近所の販売店に持ち込みましたが,無事持ち主の手に戻りましたかね・・・?
駅からそう遠くない某所.ただし到達するのにすっげー苦労するところ.
石積みの奥にレンガが覗き,更にその上から川砂利と山砂利が混ざったようなものを骨材としたコンクリートが被うという,なんとも継ぎ接ぎな構造物.しかもコンクリートの仕上がりが汚いのは劣化してこうなったのか,はたまた最初からこうなのか・・・なかなか興味深いです.はぃ.
段々恒例コーナーとなりつつある「例の崖」.草が消えて,どういう風にルートが繋がっているのかわかりやすくなりましたねー.
ここも結構スパルタンな場所だと思っていたんだけど,先般の某所を征服した後だといろいろどーでも良くなってきます.こういうところ登ったり降りたりしてるとなんだか人生について考えますね・・・
この日は午前中から日が暮れるまで周辺をうろうろしていましたが,夜の小幌駅も良いもんですよ.虫もいないし.
ただこの時期は昼夜の寒暖差が激しいので着るモノにはお気を付けを.
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午前7時.よく曇った爽やかならぬ朝です.この後雨が降ってきました・・・まぁ曇っていたおかげであまり気温も下がらなかったみたいなんだけど.昨晩の最低気温は4度程度だったそうで.
ちなみに週末のこの日,小幌キャンプ場は釣りの人も含めて8名ほどの大入りでございました.どっかの社長は鉄道マニアしか利用しないとかゆーておりましたが,明らかに釣りの人の方が数が多かったですねぇ・・・
そして昨晩の最終列車のウテシ氏は手を振って汽笛も鳴らしてくれるという話のわかるというかノリの良い人でございました.そして一番列車に8人も乗り込んできても狼狽えることのない一番列車のウテシ氏と長万部駅.まぁあたしの目から見てても夜通し釣りして~って人も結構居るからなぁ.で,いろいろ荷物等が視覚的にうるさいためにいつもとは違った場所からの「駅の様子」でございます.
駅ノートを更新,9冊目になりました.
雨も降ってきてしまったのでとっとと撤収です.ってかいろいろ作業もやる予定だったんだけど,持ってくるの忘れて来ちゃって.ちくさう,I shall return!
ゐや,どっちにしても今年中に最低あと1回は来る予定なのですが.
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まず最初にお知らせ.
12 月になりましたってコトで,駅ノートコンテナは冬季営業の場所に移動しました .移転先は毎年お馴染みのあそこです.いいか?「線路には」入るなよ?絶対入るなよ?
んでまぁ,こちらは移転前のコンテナの様子.さーて異状は無いかなーって・・・この時点で思いっきり違和感がありますねぇ.
蓋が逆向きに付いてます.きっと誰かが開けたときにポロリといっちまって,そのまま逆向きに乗せられたのでしょう.ヘルメットが無ければ即死だった・・・じゃなくて,重石がなければどうなっていたやら.ともあれ,解決の方策は考えているので資材を調達して遅くとも年明けくらいまでにはなんとかします.
東の方な薄い本の寄贈を頂いたことなどもあってコンテナ内のケースがパンパンになってしまったので,もうひとつケースを用意して「駅ノート(最新)と観光案内」「それ以外」に分けることにしました.「それ以外」の方は一回り大きいサイズで,B5 判なら余裕で入ります.
というところで観光案内がまたも持ち去られてしまったので,めでたく 13 冊目に.前回来たときはあった・・・・・よねぇ? 自信がない.あの日は雨が降ってきてそそくさと退散してしまったからなぁ.前の夜から滞在していたのなら時間はあったんじゃないかって? 何で夜に仕事なんかしなきゃならないんですか.夜は宴会タイムですよ(ぉ
それからこちら.「11」を「12」に貼り替えるだけの簡単なお仕事.
簡単なお仕事のハズなんだけど,ここまで来るのが一苦労でねぇ.「12」のシールは元から仕込まれていたものじゃなくて,今日あたしが持ってきたのですよ.製作者の「雨男」氏がいつも月替わり前にやってきて新しいシールを仕込んで行くんだけど,今回は多忙だったらしくて.
そもそも何でこんなカタチになってるんだっけ?というと,最初は「年」「月」「日」全てマグネットだったんだよね.そしたら日付貼らずに記念撮影する人が続出したんで,それならもう少しわかりやすく「年」と「月」は最初からステッカー式にしちまうかということで現在のカタチになったんだけど・・・やぁ,どうしたものですやら.
さて,一仕事終えたところで駅周辺.おや?「物置」の様子が・・・?
まぁ雪対策なんでしょうが,昨年までの経験だと扉の前のところは風向きの関係で雪が溜まらないんですよね.だからこんなコトしなくても大丈夫というのが昨年までの経験論なんですが・・・
ちなみに改修前の扉が壊れていたのは,ちゃんと閉めない人がいたためです.風に煽られてバタバタいって,隣の扉の取っ手部分にぶつかって穴が空く.おまけに蝶番が外れて右側はドア無しなんて状態にと.羆がパンチ喰らわせたとか,そういうわけではないのですよ.
ジェバンニが一晩で・・・じゃなかった.豊浦町がまたやってくれました.って,こう書くと「なんてコトをしてくれたんだ」的に聞こえてしまうのは何故だろう.悪い意味じゃないですよ.
岩屋観音近くの某所にちょっと改修が入りました.あたしなんかは慣れてるからロープも何も無しに登り降りしていたけど,これはこれで大分楽になりましたな.手を付けても最小限,そして「秘境」の雰囲気を壊さないようにと,大分心を砕いたようです.
ついでに雪が降ったので発生した倒木を何ヶ所かでどかしたり.えぇ,大分前になりますが新装備を追加して,ちょっとした倒木程度なら自力で処理できるようになりましたので.
最後にいつもの定点観測を.この時期だとまだ雪は少ないけど,いきなりどかんと来るタイミングがあるんだわ.それのおかげで過去に何度コンテナが雪の中に埋まったことか・・・
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近い内に来なければなとは思っていたけど,何故今日だったのか.そう問われれば「むしゃくしゃしていた.ついカッとなってやった」としか答えようがない.
・・・ってなこともないです.本当は某「正々堂々と秘境駅に行って来た 」で有名なあの人が提唱した宗谷本線・糠南駅でのぱーりぃに(今年も)出席する予定だったんだけど,22~23 日の荒天のおかげで幌延に辿り着けず.そんなら自分は自分のホームベースで戦うかと.そういうことで.
到着したら最初にやるべきコトは「除雪」かなーとも思ってたんだけど,何やら「チラ見コース」で保線さんがいらっしゃっててきぱきと除雪を.あたしなんぞはお呼びではなかったようです.
ゐや,彼らが去った後に,ある部分の氷を叩き割ったり,踏み固めてきたりしましたが.
これが勝利の鍵だ!
ってわけで,保線さん方がお帰りになった後にこっちはこっちでいそいそとお仕事開始.
でっ きるっかよ でっ きるっかよ はてさてふふーん? あれ?こんな唄じゃなかったっけ? とりあえず用意したるはペンチと,軽くて錆びない丈夫なステンレス製φ0.9mm の針金.20 年前のお値段だったかどうかはわかりません.
さて諸氏は覚えておいでであろうか.現在のコンテナの気密性が悪くて,とりあえず蓋を新品と換えてみるか ってことを試したことを.結局気密性は改善されず,蓋がポロッと行くのも相変わらずで.
まぁともかく,自室に同じ蓋がもうひとつあるのだ.こいつにφ1.0mm の穴を開けて,持ってきた.そんで針金を通してこうするじゃろ?
それがこうなって,
こうじゃ.
とりあえず開閉は問題無さそう.気密性の課題は残るとしても,これでまだ蓋が外れるというならあたしゃ泣くよ.泣きながらアイリスオーヤマに苦情入れちゃうよ.
同じ製品でも小型のものは何の問題もないのにねぇ・・・
そういうわけで小雪降る中,日も暮れたところで(ひとりで喰うには)大きなケーキと,(ひとり分にしては)大量のチキンが用意され,(ひとりで)ぱーりぃ開始.写真に入ってないところにもチキンやら温かい甘酒やら.気温は4度を指してました.冬季は特記無き限り氷点下です.はぃ.
どっかの「秘境駅」には 20 人近く集まったらしいけど,こっちはあたしひとり.なんという圧倒的勝利.
ちなみにチキンはうちの近所で調達してきたものですが,ケーキは豊浦町内での調達.少しでも金が落ちればと.で,「チーズケーキ好きにはたまらない『ダブルフロマージュ』」だそうですよオクサン.とりあえず声優の名前を挙げてみろと言われて真っ先に涼●ちさととか答えるあたしは断然ショコラ派ですが(何の話だ
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厳冬期には厳冬期の面白さがそこにある!ってわけでいつもの駅ノート管理業務です.
ところで空の様子がアレだけど,一体何時頃の様子だこれは?と問われますれば・・・カメラの時計だと 06:46 になってますねぇ.えぇ,24 時間制で.Twitter の方には6時ちょっと前にここを通過する汽車の写真なんかをブン投げました けど.なお,気温はこの時点で7度.周辺が明るくなってから改めて確認したら7度になってました.もちろん冬季は特記無き限り氷点下です.
ついでに薄暗いからか,ホワイトがズレてますねぇ.お高価くないカメラで雪景色を撮ったりするとよく白が青方面に転ぶんですが,いつも使ってる一眼ではそうそう無いんですが・・・まぁともあれ次の写真からは色を直したモノを掲載しましょう.
こちら駅ノートコンテナ.前回の改造工事が上手く行っているようで,ポロッと蓋が外れることもなく.ついでに昨年は悩まされた内部の霜発生も今回は見受けられません.いろいろ上手く行ったと考えて良いのかしらん.
内容物も特に異状は・・・たぶんなく.ついでに巨大入場券の「月」の数字を貼り替えっと.やっぱり冬季は訪れる人が減りますねーというか,駅ノート読んでるとリピーターさんが多いような気がするのは.
昨年,豊浦町が小幌に関するフォーラムを開催した際の資料をいくらか入荷したので,駅ノートコンテナに突っ込んでおきます.ご入り用の方はご自由にお持ち下さいませ.それなりの数を入れてありますが,品切れの際はご容赦を.
「小幌なんて足がねぇよ!」という方は豊浦町役場水産商工振興課へどうぞ.ってかそっちの方が確実に入手できますね・・・
して,既出の話ではありますが,こっちの冊子にも拙著『礼文華観光案内(ちょい+) 』と同様の事実誤認が含まれています.詳細は Nov11/16 の記事にて ・・・って,ちゃんとした資料をまとめるって話はどうなった.はぃすんません,一応やってはいるんですが,まだちょっと不明確な部分が残ってまして,半端に公開するとまーた訂正報を出さなければならなくなるかもってコトで正式なモノが公開できずにいるんです・・・調査は進めてますので.はぃ.
さて,駅周辺.今年も雪はやや少なめですかね・・・って,言及するところはそこじゃない.何ですかこの綺麗な道筋は.
トイレ前もこの通り.己の尊厳を賭けて深雪と戦った足跡を見たなんてのはもはや遠い昔の話ですわ.
どうやら駅の管理が豊浦町に移って,その関係で今シーズンから毎日のように除雪が入るようになったみたいなんですよね.しかもその除雪部隊がなかなか気合いが入っているという.昨年までなんてホーム上と,そこを結ぶ動線を簡単にしか除雪しないし,その回数もシーズン中に何回かって程度だったハズですよ.
これが民営化の成果ってやつですか(ツッコミ待ち
その除雪部隊.どのくらい気合いが入っているかというと,この1枚の写真があれば豪雪地帯の事情をご存知の方なら御納得頂けるかと.しかも全て手作業ですよ.
ってーかやっぱり薄暗いこともあってか色がおかしいです・・・そもそもコントラストの低い世界をわかりやすく説明しようとするとどうしても・・・ね.肉眼でも時々「地面」と「雪壁」の境目が判らなくなるし.
最後にこちら.例の分岐点.新しい看板が建ちました.
さーて,一番列車に乗って帰るとしますかね・・・ゐや,徒歩突入じゃないですよ.そりゃあ徒歩突入だってできますけど,大した額ではないにしても JR-H の売上に貢献しませんと.ついでに楽だし.
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春は線路からやってくる.
そんな言葉で始まる詩がありましたが,まさしく線路から雪が消えていく小幌駅です.今日はお昼の訪問です.除雪氏が気合い入っていたというのもあるのでしょうが,それにしても今シーズンは雪が少なかったですねー.
そんなこんなでもう雪は積もらんだろうということで,今日から駅ノートコンテナは冬季営業を解除,夏の営業モードに戻ります.
コンテナの中身は・・・特に異状なしですね.あ,ボールペンを足そうと思ってたのに持ってくるの忘れた.近日中に持ってきますわ.
先月仕込んだ「豊浦町が作成した冊子」は好評につき売り切れてしまったようです.というわけで駅での配布は一旦終了します.ご入り用の方は豊浦町役場水産商工振興課へ直接お問い合わせを.
さって駅周辺.
おおっ,時刻表が「平成 29 年 3 月 4 日改正」にバージョンアップしてるじゃないですか.でもその割になんかくたびれた感じがするな・・・と思えば,日付を貼り替えただけでした.まぁ列車時刻に変更がないなら,そうなるよね.東室蘭方も同様に.
それはともかく,お昼の列車復活してくれないかなぁ・・・
こちらは駅からは離れて,駅前駐車場の近く.例の林道の入口.立派な看板が建ちました.
まぁ昨年秋以降,いろいろあって道違いを起こす人がぽろぽろ出てましたからねー.
で,ここに建つということは
ここにも建つわけですね.林道の奥,砂防ダム手前の分かれ道.ここは本当にわかりにくいところですからねぇ.まぁ違う道に入ってもまもなく「行き止まり」になるわけですが.
・・・もしかして岩屋観音にも看板が立ってたりするんだろうか.朝からこのあたりの変なところをうろうろしていたおかげで,岩屋観音まで足を運ぶ気力も時間も残ってませんでした.
最後におまけ.駅からは大分離れた,到達するのにこれまた苦労する某所.
何だこれはというと,建設工事の遺構.静狩~小幌間を複線化するにあたって新しくトンネルを掘ったんだけど,そこで出た岩塊やら何やらをトロッコに乗せて運び出し,ここの崖の上まで持ってきて・・・ここの上にカーダンパーってのがあったようなんですよね.トロッコをひっくり返して中身をぶちまけてくれるという便利な装置が.まぁつまりはミもフタもない言い方をすると「建設残土をここからぽんぽん投棄してました」と.おおらかな時代だったんですねぇというか,やっと特定できたというか.ちなみに崖の下は海でございます.
駅の近く,オアラピヌイの立岩の方に降りる崖も,建設残土をぽんぽん投棄した末にできあがった地形という話で・・・そう言われてみると崩落した下から出てきた岩塊がいかにも発破で出た残骸っぽいですねー.
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きっかけは Twitter に投稿された一件の記事.「夜のチラ見コース」で現地を訪れた人に曰く,汽車を降りて数分後に駅が真っ暗になったという.
深夜になると灯りが消えちゃう駅もあるけど,小幌駅は夜中じゅう灯りが点灯してる駅.基本的に夜中に消灯ってのはあり得ないわけで.水銀灯が球切れじゃないけど,何かなってるのかなーと思いつつ,そういうことがあったらしいんで調べて直しておくれーと関係部署に即刻連絡を入れたんだけど・・・ちょっと気になるところがあって.それで自分でも見に行ってみたというのが今日のお話.
結論から言うと,原因はわからない.だけど,現象は確実に起こる.「完全に照明の落ちた夜の小幌駅」というレアな体験をしたい勇者もしくは物好きは今すぐ夜の小幌駅へ Go だ!
・・・というネタ半分な話はともかく,現象の発生は確認したし,発生条件も再現率 100 %で見出した.ってわけで関係部署へ報告を入れると共にここにも書き留めておこうと.
発生条件は簡単.下り列車,つまり東室蘭方面行き列車が駅を通過すること.ただ,ちょっとタイミングがあって・・・まず,列車が通過して礼文華山トンネルの東口に至り,礼文第一閉塞へ達する.そーすると小幌駅にある閉塞信号,礼文第二閉塞信号は「停止」から「注意」に変わるわけなんだけど,ここからがポイント.列車の速度に依存すると思うんだけど,「注意」に変わって 15~25 秒後に駅の照明が一斉に落ちるという.
ちなみに落ちるのは東室蘭方面ホームにある水銀灯だけでなく,先にも書いたとおり駅にある照明という照明全て.つまりここの2ヶ所は両方とも消えるし,
長万部方面行きのホーム上にある照明ふたつも消えるし,
ここの照明も点いていれば消える.ついでにトイレの灯りも消えるし,下り線の新辺加牛・礼文華山両トンネル内の照明も一斉に落ちるという徹底ぶり.
で,一斉消灯してから5秒くらいすると復旧する.ただし,トイレやトンネル内の灯りはすぐに点くけど,水銀灯はその性質上再点灯までに数分を要する.そのあいだ駅はまっくら森.
そしてまた列車が通過すれば一斉に照明が落ちる.いつからこうなってしまったのかはわからないけど,現状において一日数十回はこの停電と復旧を繰り返しているハズである.
トイレやトンネル内の灯りは同じ条件を満たせば昼間でも消灯するのかというと・・・確かめなかったなぁ.
トンネルによっては列車が通過するときだけ灯りが点灯して,列車が通り過ぎると消灯するというところもあるそうだけど,そんな感じの回路をどこか繋ぎ間違えたかなにかしたかねぇ? 原因はよくわからない.「まっくら森」はそこにあっても,「なっとく森」は遠い.いずれにしてもいわゆる「御社案件」である.
報告,以上.
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今年度最後の更新になるはずです.出現場所が神出鬼没で「水瀬さんなら仕方がない」と言われてしまうあたしですが,最近は出現する曜日まで神出鬼没になりかけてます.まぁ平日出没には理由があるんですけどね.はうぅ.
で,平日の真っ昼間に駅裏手の山奥から徒歩突入してきたら保線氏とエンカウントした.コマンド?
わかりにくいですが,線路間にあるふたつの白くて大きなリレーボックスみたいなやつの間に,やっぱり逆走モードの保線トロッコが退けてあります.ってか流布されてる「保線のために残されていた駅」って,社長自身も事実上否定したように,やっぱり「そんな理由じゃない」でしょ.「嘘」あるいは「誤報」は過言としても「情報が古い」.あたしが確認できた大元の情報は 1999 年のものでしたよ.ついでに「そこに駅があると都合がいい」という記述でした.それがいつの間にか「保線のための駅」として伝わっちゃったんじゃないかなぁと・・・
こちらは保線氏が去ってから撮った写真.
この画面奥右手の・・・何と表現したものですかねぇ,物置のような建物と,
こちらのふたつの・・・「変電設備」「下2C」と書かれた物置のような構造物のあたりで何かやっていたようです.
いずれも電力関係の設備と見受けるので,先日の「列車が通過すると何故か停電する」現象の復旧作業にでも来ていたのでしょうか.でも保線氏が去ってからの 14 時過ぎ時点では,相変わらずでした.
その後復旧できたのでしょうか? それとも関係ない作業だった?
話が前後しますが,保線氏の仕事の邪魔になってもアレなので駅での諸々は後回しにして岩屋観音を目指します.
さてさて小幌界隈,ちょっと「裏」に入り込むとヒグマの活動跡がちょろちょろあったりしまして.まぁ北海道で山の中に入ればどこでヒグマにエンカウントしても不思議ではなし.今更足跡や,木の引っ掻き跡などではビビりませんが,さすがに道すがらこんなモノに出くわした今回はビビった.
写真だとわかりにくいけど,鳥の羽が散乱してるんです.その辺に死骸が落ちてないか,獣臭がしたりしないか確認しちゃいましたよ.野生生物の死骸に出くわしても不用意に近づくなってのは道内の山に入るときの「鉄の掟」ですからね.
っつーかシカが増えましたね・・・どこに行ってもシカの食痕と,シカの足跡と,シカの糞と,シカの臭いと,シカの鳴き声,あまつさえシカ本体とエンカウントするなど.まぁ何もしなくても逃げていってくれるんでこっちとしては助かるんですが.
先ほどの羽の持ち主は多分こやつら.オオセグロカモメと思しき鳥.この写真は静狩漁港でのものですが,小幌界隈の海岸沿いでもよく見かけます.
ちなみに岩屋への道は倒木もなく,クリアでござんした.
さて,駅に戻ってきました.保線氏は次の現場へ移動したらしく,トロッコごと何処かへ.
そしてコンテナは特に異状なし.なんだかいろいろあって今月上旬から「駅名標の足下」と「冬の営業場所」の間を何度か行ったり来たりしていたようですが,なんとかいつもの場所に落ち着いたようです.はぃ,というわけでこちらもお仕事終了.
ゐや,この Page って元々あたしの「サボり防止装置」として始めたモノですからして(汗
気付いてしまいました.「時刻表が綺麗になった」・・・?
えぇ,今月上旬に来たときは「くたびれた感じ」がしていたんですよ.ところが妙に綺麗になっている.しかし中身は先日も見たとおりの日付シールを上から貼っただけの・・・って,ああ! 紫外線劣化でひび割れが入っていたところを,あたしが透明テープで補修した所が綺麗になってる!
長万部方面方もこの通り.中身はそのまんまだけど,「ポスター枠」が新品になりました.地味に仕事してくれます豊浦町.
さて,やることもやったので軽くゴミ拾いをして退散.退散なんだけど,カマナタモイの入り江にゴミが凄かったんですよね・・・いずれ折を見てゴミ袋装備で来ますかねぇ.